今日のみ言葉【No.2301】(2020年 6月22日)「キリスト教イロハ(80)『十二弟子』」
そこで十二人をお立てになった。彼らを自分のそばに置くためであり、さらに宣教につかわし、また悪霊を追い出す権威を持たせるためであった。
(マルコ3:14-15)
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聖書には特別に意味のある数字があります。
三位一体の神の3や、天地創造の7日などがその例ですが、12も特別な数と見られています。
12という数字はイスラエル12部族と関連し、キリストが選んだ特別な弟子たちも12人いました。
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マルコ3章ではイエス様が以下の12人を弟子として選んだことが記されています。
1.ペテロ
2.ゼベダイの子ヤコブ
3.ヨハネ
4.アンデレ
5.ピリポ
6.バルトロマイ
7.マタイ
8.トマス
9.アルパヨの子ヤコブ
10.タダイ(ルカではユダ)
11.熱心党のシモン
12.イスカリオテのユダ。
この内で、イスカリオテのユダは裏切り者となり、自殺して欠員が生じましたが、エルサレムに最初の教会ができた時、マッテヤが補充されました。
十二弟子たちは「使徒(しと)」と呼ばれ、教会の形成と伝道の中心として活躍しました。
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この当時の弟子の選ばれ方には特徴があります。
まず、「あの先生に学びたい。弟子にしてもらおう」と、弟子となる方が先生を選ぶのが普通でした。
ただし、先生の方でもその人を弟子とするか、お断りするかの選択の自由はあります。
その人がめでたく弟子として受け入れてもらえれば、現在のような学校形式での学びではなく、先生と寝食を共にし、そばにいて直に教えを受けたのです。
さて、イエス様の場合は先生であるイエス様の方から弟子をお選びになりました。
「そこで十二人をお立てになった。彼らを自分のそばに置くためであり、さらに宣教につかわし、また悪霊を追い出す権威を持たせるためであった」
(マルコ3:14-15)
イエス様には明確な目的があったからです。
それは、ご自分が選んだ十二弟子たちに神の権威を持たせ、神の国を広めるためです。
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神の選びを思い巡らす今日として参りましょう。
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