今日のみ言葉【No.2473】(2021年 2月17日)「希望の光」

「人の目から涙を全くぬぐいとって下さる。もはや、死もなく、悲しみも、叫びも、痛みもない。先のものが、すでに過ぎ去ったからである」
(黙示録21:4)

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スマホのお天気アプリに雨雲レーダーという機能があり、大変重宝しております。

たとえ今天気が思わしくなくても、数時間先までの雲の流れを見ることができ、

「ああ、もうすぐこの黒雲は去って、晴れ間が見えるのだな」

とわかると、それだけで心が軽くなり、気持ちが明るくなります。

先に希望があることがわかると、人生は歩みやすくなります。

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聖書が明かす「雨雲レーダー」は未来の預言です。

聖書が啓示する今後の時代の流れは以下のようになっています。

現在は「恵みの時」の教会の時代ですが、これは信者が天に移される携挙と共に終り、次に7年間の黙示録の大患難時代に入ります。

7年の終りにキリストが再臨し、地上を理想的に統治する千年王国が始まります。

その後、この世界は終り、新天新地と呼ばれる新しい世界で生きることになります。

私たちが天国と呼ぶのはここのことです。

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天国はどんなところかと言うと、

「人の目から涙を全くぬぐいとって下さる。もはや、死もなく、悲しみも、叫びも、痛みもない。先のものが、すでに過ぎ去ったからである」
(黙示録21:4)

という世界だと明かされています。

罪が完全に処理された世界なので、創世記3:16-19に記された人類に対する呪いはもはや存在しません。

従って、涙を流す理由はどこにもなくなり、喜びだけがある世界となります。

この世界が待っていると知ると、苦難を味わっている今であっても、そこに希望の光が差し込みます。

人生はさらに歩みやすくなっていくのです。

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ある高校生と在学中ずっとカウンセリングさせていただいた時の話です。

友人関係で問題を感じ、彼女は孤独でした。

結局のところ3年間その問題は解決せず、とうとう卒業となり、最後のカウンセリングの時間となりました。

私は彼女にこうお詫びを言いました。

「僕の力が足りなくて、あなたを助けることができなかったと思います」

そして、どうしても聞きたかった質問をしました。

「辛い3年間をなんとか過ごせた秘訣は何だったの?」

するとその女生徒は、

「いろんな人に話を聞いてもらったことです。辛い時、誰かに話を聞いてもらえれば、問題が解決しない苦しみの中でも通り抜けられることを学びました。相当つらかったので、もうこれ以上の苦しみはこれから先無いと思います。あったとしても、その時は誰かに話を聞いてもらって乗り越えられます」

と、今まで見せたことのないほどの平穏な笑顔で答えてくれました。

私のカウンセリングは期待とは程遠い結果に終わりましたが、彼女はこれから先の長い人生を生きるための強さを養ったのです。

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希望は今のあなたを照らす光となります。

この人生の先に必ず晴れ間があるのだと信じ、その希望に支えられて今日を慎ましやかに生きて参りましょう。

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