今日のみ言葉(2012年 3月31日)【No.275】
しかし、わたしはあなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈った。それで、あなたが立ち直ったときには、兄弟たちを力づけてやりなさい」。
（ルカ22:32）
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今日の聖句は、最後の晩餐の席でイエス様が弟子たちの受難を語ったところです。
弟子たちはサタンの試みに遭う、という予告です。
「シモン、シモン、見よ、サタンはあなたがたを麦のようにふるいにかけることを願って許された」
（ルカ22:31）
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この個所を注意深く読んでみると、
・サタン（悪魔）は弟子たちを試みに遭わせようとします。
・しかし、神の許可がなくてはサタンは人間に手を出すこと出来ないので、神にそれを求めます。
・神はサタンに許可を与えました。
・弟子たちは
「逮捕されるイエス様から離れないで自分も苦しみを共にするかどうか」
「神を大切にするか、自分を大切にするか」
というふるいにかけられ、全員落ちてしまう。
ということがわかります。
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神はサタンを使って人間を試されます。
それは、私たちがどの程度の者か、信じている度合いがどうか、を人間に知らせるためです。
人間は全員落第で、神の標準に達しない、というのが試みの結果です。
しかしがっかりなさらないで下さい。
今日の聖句を通して、「試みの後」というものがあり、本当に重要なのはそこからなのだ、ということが私たちに知らされているのです。
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試験に落ちた私たちに対して、
「わたしはあなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈った。」
と、イエス様は祈っていて下さっています。
そして、「試みの後」、人間は必ず立ち直るものだ、ということを教えています。
神の試験は必ず最初は落ちるのです。
しかし、試験の本当のスタートは、落ちた事実が分かってからです。
イエス様の祈りを背後に感じながら、立ち直りのエネルギーを貯え、また新たな一歩を踏み出していくことが出来ます。
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イエス様は、私たちの信仰が無くならないように、今日も祈っていて下さいます。
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