今日のみ言葉【No.2266】(2020年 5月12日)「最大のいましめ(8)」

「この三人のうち、だれが強盗に襲われた人の隣り人になったと思うか」
(ルカ10:36)
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善きサマリヤ人の話を初めて聞いた時、
「なるほど、人には親切をすべきなのだな」
と思ったことと、
「このサマリヤ人ほどやれるだろうか。私には相当無理なことだな」
と、最初から息切れしている自分を発見しました。
あなたはこのたとえ話からどんなことを教訓として得たでしょうか。
イエス様が語られた中心点は、「隣り人を愛すること」に間違いはありませんが、さらにその奥の神の御心を明らかにしてくださいました。
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このたとえ話を導くきっかけとなった律法学者の質問は
「わたしの隣り人とはだれのことですか」
(ルカ10:29)
でした。
自分が愛すべき隣人とは誰なのか、知らせてくれたらその人を愛してやろうという態度です。
一方、善きサマリヤ人の話を終えた時のイエス様の質問はこうでした。
「この三人のうち、だれが強盗に襲われた人の隣り人になったと思うか」
(ルカ10:36)
律法学者は、どこにいるかわからない隣人を探しに行こうとしました。
しかし、イエス様はわざわざ隣人を探しに行く必要はないと教えられました。
神の御心は、自分が積極的に誰かの隣人になることだったからです。
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第一のいましめである神を愛そうとする時、私たちの心は神と同じ波長になり、自分を取り巻く人々に目が向きます。
すると、私たちは自分を必要としている人を見出すようになります。
つまり、この私を必要としている人が見えてきて、その人こそ私が愛すべき隣人であり、私こそがその人の隣人となるべきなのだということがわかってくるのです。
もちろん私たちは人間ですから、勘違いだったということもあります。
お節介だったとかやり過ぎだったとか相手はそこまで必要としていなかった等、いくつかの失敗をし、苦い思いを体験するのです。
聖書の言葉に従って行動を起こしたといっても、一挙に完成には至りません。
しかし、そこでくじけてはいけません。
人間の霊的成長は肉体の成長と同様に、徐々に、段階を経て進んでいくからです。
やがて、私を最も必要としている人、つまり私の隣人なる人が正しく見えてきます。
神を信じ、その御心に従って自分が誰かの隣り人になろうという心を持って生きる時、誰が自分の隣り人であるか見分ける目が与えられるのです。
これが神の御言葉に従う人が体験する神のわざです。
そしてイエス様は、そのような人を愛しなさいと言われるのです。
「あなたも行って同じようにしなさい」
(ルカ10:37)
具体的には、キリストから受けた愛をもって他者を愛するということです。
「わたしのいましめは、これである。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互に愛し合いなさい」
(ヨハネ15:12)
イエス様はこのように愛の模範を示されたのです。
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(以前この御言葉メールで紹介したお話を隣人愛の実例として再掲します)
Y姉が初めて教会の礼拝に参加した時、右も左もわかりません。
しかし、思い切って来てみたので、せっかくだから何でも吸収してやろうと思い、礼拝後の学び会にも出席してみました。
急な思いつきですので、昼食の用意はしていません。
すると隣に座っていた教会員の女性が
「お弁当は持ってきましたか?」
「おにぎり、2個作ってきたので、良かったら一緒に食べませんか?」
と言ってきてくれたのです。
その方はイエス様の愛のわざを行おうとして声をかけてくださったのでしょう。
しかし、Y姉はその瞬間、その後の人生を方向づけるほどの感動を覚えました。
「私もイエス様の勉強を続けていけば、この人のような愛の人になれるかもしれない!」
おにぎりを差し出した女性は、初対面のY姉に自分ができる愛のわざをイエス様に習って行なっただけです。
しかし彼女を通してイエス様が現れ、そのイエス様によってY姉は愛にあふれ、癒しに溢れたクリスチャンと今なっておられるのです。
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今日、私が誰かの隣り人となる一日を過ごして参りましょう。
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