今日のみ言葉【No.2449】(2021年 1月19日)「復活の出来事 【空虚な墓(2)】」
驚くことはない。あなたがたは十字架につけられたナザレ人イエスを捜しているのであろうが、イエスはよみがえって、ここにはおられない。
(マルコ16:6)
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新型コロナウイルスのワクチン接種が進むイギリスでは、3月末までに50歳以上の全国民が接種を受けられる見込みです。
そこで今、中高年層による夏の旅行予約が殺到しているのだそうです。
時事通信社のニュースによると
「予防接種によって安全に旅行できるとの『自信』が深まっているためとされ、パンデミック(世界的流行)で大きな損害を被った旅行業界はうれしい悲鳴を上げている」
(https://www.jiji.com/jc/article?k=2021011700210)
ということです。
コロナ収束後の世界が見える人にとっては、こんなことは何の驚きにもなりません。
またそのような人は、コロナの次のパンデミックが来ることを予想し、その準備をすでに始めているので、実際そうなったとしてもあわてないで適切な行動を取ることでしょう。
神が預言されたことは必ずそう成るので、何の驚きもなく復活の朝、墓にたたずんでいた若者が今日の聖句に登場します。
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さて、日曜日の朝、イエス様が葬られた墓に急いで向かっていた女たちはどうだったでしょうか?
彼女らは復活の預言をまともに信じてはおらず、イエス様は死んだものとしか考えていません。
ところが、墓に到着してまず見たものは、すでにころがしてある石でした。
そして墓の中にはいると、
「右手に真白な長い衣を着た若者がすわっているのを見て」
(マルコ16:5)
とあります。
この若者は御使のことでしょう。
彼は女たちに
「驚くことはない。あなたがたは十字架につけられたナザレ人イエスを捜しているのであろうが、イエスはよみがえって、ここにはおられない」
(マルコ16:6)
と、キリストが預言通り復活したことを告げました。
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イエス様が言ったことを信じていたのならば、当然ここは、
「ああ、やっぱりそうですか。それでイエス様は今どこにおられるのですか?早くお会いしたいです」
というセリフが出るはずなのでしょうが、
「女たちはおののき恐れながら、墓から出て逃げ去った」
(マルコ16:8)
というのが実際の反応でした。
喜びでも悲しみでも、思いがけない出来事に出会うと、人は驚きあわてるものです。
イエス・キリストの復活の話を聞く現代人も同じです。
どう反応してよいかわからず、迷ったり、無反応であったり、即座に否定したり、様々です。
3人の女たちと同じく、その場から出て逃げ去り、一旦自分の日常生活に戻るのが大方の人の反応でしょう。
そこで自分を持ち直し、
「さて、復活とは何だろう。本当にあるのだろうか。私の人生も死んで終わりではなく、キリストを信じた先に復活があるのだろうか」
と心に思い巡らす人は幸いです。
誰もいない空っぽになった墓にたたずむことを選択した人は、そこが永遠の命への入り口であることを後に発見するようになるからです。
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イエス・キリストの復活の記事を読んで、戸惑うのは当然のことです。
そこから始めて、徐々に自分の自分の生活とかみ合わせ、
「イエス様は今も生きて働いておられ、私と共におられる」
と信じて生きる人生を送らせていただきましょう。
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