今日のみ言葉【No.2394】(2020年10月31日)「肯定的考えを取り入れる」

それゆえ、聞きわける心をしもべに与えて、あなたの民をさばかせ、わたしに善悪をわきまえることを得させてください。
(列王紀上3:9)

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コンピュータープログラマーの古くからの格言に

GIGO—-Garbage-in-garbage-out.
(ゴミを入れるとゴミが出てくる)

があります。

つまり、プログラムにゴミがあると、そのコンピューターからゴミのような結果が出てくるということです。

あなたの心に普段何を入れているかで、外に出てくる気持ちや行動が決まります。

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ソロモン王は知恵に満ちた人でしたが、それは彼が神に「聞きわける心」を求めたからです。

そのことによって「善悪をわきまえる」ようになり、それを生かして「あなたの民をさばかせ」て下さい、という動機から出たことでした。

これは神の御心にかなっていました。

神はソロモンに「賢い、英明な心」(12節)を与えただけでなく、富と誉を加えて与えられました。

「わたしはまたあなたの求めないもの、すなわち富と誉をもあなたに与える。あなたの生きているかぎり、王たちのうちにあなたに並ぶ者はないであろう」
(列王紀上3:13)

彼は神から非常に祝福されたのです。

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ところが、晩年のソロモンは民に重税と重労働を課す悪い王となり、それが原因で彼の死後、王国は二つに分裂してしまいます。

彼があれほど祝福されたのは「聞きわける心」があったからです。

これが「聞きわけない心」になってしまった原因を聖書は

「ソロモン王は多くの外国の女を愛した」
(列王紀上11:1)

からだと説いています。

神はかつてイスラエルの民にこう言われていました。

「あなたがたは彼らと交わってはならない。彼らもまたあなたがたと交わってはならない。彼らは必ずあなたがたの心を転じて彼らの神々に従わせるからである」
(列王紀上11:2)

では、ソロモン王の実際はどうだったのでしょう。

「しかしソロモンは彼らを愛して離れなかった」
(列王紀上11:2)

とあります。

聖書の結論はこうです。

「彼には王妃としての妻七百人、そばめ三百人があった。その妻たちが彼の心を転じたのである」
(列王紀上11:3)

つまり、真の神でない異教の神々を信じる彼女らとふれあうことによって、異なった考えが心に入り、いつの間にかそちらのほうが打ち勝ち、ソロモンの心は変わってしまったということです。

“Garbage-in-garbage-out"の格言はまさにこのことを言っています。

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私たちはソロモンの失敗から何を学べばよいのでしょう?

神様から「聞きわける心」が与えられ、知恵を授かったなら、それを霊的に養い続ける必要があるということです。

具体的には、否定的考えに触れず、肯定的考えを取り入れることです。

最低でも週に1回、前向き肯定的なメッセージを前向き肯定的な人々から聞きましょう。

つまり、キリストの復活に支えられた希望を語る教会での礼拝を守るということです。

それに加えて、普段からポジティブな内容の本を読んだり、そのような人々と触れ合う機会を多く作ることがよいでしょう。

その生活スタイルがあなたの信仰を活力あるものに保ちます。

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生まれた時から死ぬまであなたを守るのが神だという聖書箇所を、あなたの命を肯定するメッセージの代表例として挙げておきます。

ヤコブの家よ、イスラエルの家の残ったすべての者よ、
生れ出た時から、わたしに負われ、
胎を出た時から、わたしに持ち運ばれた者よ、わたしに聞け。
わたしはあなたがたの年老いるまで変らず、
白髪となるまで、あなたがたを持ち運ぶ。
わたしは造ったゆえ、必ず負い、持ち運び、かつ救う。
(イザヤ46:3-4)

この神に運ばれて前向きに生きるのだと決心し、今日の一日を送って参りましょう。

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Posted by maruyama