今日のみ言葉【No.2375】(2020年10月 9日)「最後の晩餐(3)」

一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、祝福してこれをさき、弟子たちに与えて言われた、「取れ、これはわたしのからだである」。
(マルコ14:22)

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「最後の晩餐」(レオナルド・ダ・ヴィンチ作)

レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の絵は大変有名です。
commons.wikimedia.org/wiki/File:Leonardo_da_Vinci_(1452-1519)_-_The_Last_Supper_(1495-1498).jpg

実際はこの名画に登場するようなテーブルで食事をしたわけではなく、ユダヤ式に横になり、片肘をつき、半身を起こして食べていたのが本当の姿です。

イエス様はこの過越の食事を用いて、霊的真理を教えられました。

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パンはイエス様が十字架上で裂かれる肉を意味し、ぶどう酒は流された血を表します。

イエス様はご自身を過越の祭りで捧げられる小羊と理解しておられました。

ご自分が十字架で死ぬことによって、信じる者が救われるということです。

これが神と人との間に立てられた新しい契約でしたが、弟子たちはまだそのことを十分には理解していませんでした。

パンを食べ、ぶどう酒を飲むことは、何も特別なことではなく、ユダヤでの日常的風景です。

イエス様は、ありふれた食事を通して、彼らに霊的真理を教えられたのです。

現代の私たちは聖餐式を通してこの真理にあずかります。

パンを食することによってイエス様が裂かれた肉体を思い起こし、赤いぶどうジュースを飲むことによって流された血を思い起こし、このような犠牲によって罪赦され、自分たちは救われたのだという感謝を新たにするのです。

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今、私たちはコロナウイルス感染拡大の防止のため聖餐式を延期していますが、必ずそれができると信じ、待ち望みつつ、今日からの日々を送って参りましょう。

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