今日のみ言葉【No.2336】(2020年 8月17日)「キリスト教イロハ(92)『主の祈り(5)』」

天にいますわれらの父よ、御名があがめられますように。
(マタイ6:9)

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私の家内は私のことを3通りに呼びます。

夫婦だけの時は「芳浩さん」と呼び、子供がいる時は「パパ」と呼びます。

教会や公の場合では「先生」という語を使います。

プライベート(私的面)とパブリック(公的面)を区別するのです。

これと似たようなことが神に対する祈りでも現れます。

それが「父なる神」と「聖なる神」の違いです。

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イエス様が新しく教えて下さった神に対する祈りとは、

(1)神を「天の父」と親しみを込めて呼びなさい。

(2)聖なる特別な御方として区別しなさい。

ということです。

まずは神を自分の霊的お父さんとして思いのありったけを告げることが祈りです。

「何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい」
(ピリピ4:6)

と同時に、慣れ過ぎてはいけません。

プライベートとパブリックを混同してはいけないのです。

神を父と呼べるほど非常に近い親しい存在であることが保証されている上で、人間側が一歩も二歩も身を引き、神の御名をあがめて祈ることが聖書的な正しい秩序なのです。

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神を父と呼べるしっかりとした土台があると、「御名があがめられるようなことをしていこう」という意欲が湧いてくるものです。

それは、「神が聖なる御方だということを何事かを通して表していきたい」という思いとなって現れます。

つまり、御名を中心にした目標が各人の人生に与えられ、それに沿って人生が進むようになるのです。

その詳細は次回に続きます。

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神を父として親しみ、かつ、私など足元にも及ばない聖なる御方として崇めるバランス感覚を養って参りましょう。

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