今日のみ言葉【No.2376】(2020年10月10日)「平安と喜びの源」
あなたがわたしの心にお与えになった喜びは、穀物と、ぶどう酒の豊かな時の喜びにまさるものでした。
(詩篇4:7)
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国民性の違いを笑う「エスニックジョーク」のコロナ版を紹介します。
国際会議で「コロナ禍の今、何が必要か」について話し合われた。
アメリカ人が言った。「勇気だ」
ドイツ人が言った。「ルールだ」
フランス人が言った。「愛だ」
日本人が言った。「技術だ」
最後にロシア人が言った。「ウオッカだ」
みんなが不思議そうに聞いた。
「ウオッカを飲むとウイルスを抑制できるのですか?」
ロシア人が答えた。
「ウイルスを抑制することはできません。しかし、不安を抑制することはできます」
plus.chunichi.co.jp/blog/odachuu/article/496/9532/
(中日新聞サイトより)
お酒で不安を一時的に紛らわすことはできるでしょうが、永続的な平安は勝ち取れません。
死に耐え、死を乗り越える力を持つ永遠の命のあるところに真の平安があります。
私たちは信仰を通してその力ある命を得、喜びを味わいつつ、この苦難の中を生きていくことができるのです。
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詩篇第4篇は、ダビデが息子アブサロムに追われ、危機を逃れた際の夕べの祈りだと言われています。
6節で彼の周囲の多くの人がこう言っていたことが記されています。
「どうか、わたしたちに良い事が見られるように。主よ、どうか、み顔の光をわたしたちの上に照されるように」
(詩篇4:6)
状況が変われば平安が得られるという考え方です。
しかし、ダビデが体験していた平安は、苦難が取り去られない中での平安でした。
「あなたがわたしの心にお与えになった喜びは、穀物と、ぶどう酒の豊かな時の喜びにまさるものでした」
(詩篇4:7)
平安を通り越して喜びまでに至ることができる秘密は何でしょうか?
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ダビデはそれを
「義のいけにえをささげて主に寄り頼みなさい」
(詩篇4:5)
と言っています。
ダビデがそれを勧めているということは、彼はすでに実行し、効果を体感していたということです。
それは3節の言葉に表されています。
「あなたがたは知るがよい、主は神を敬う人をご自分のために聖別されたことを。主はわたしが呼ばわる時におききくださる」
自分が神様から特別な者とされ、祈りが聞かれている実感が与えられていること。
これが彼の平安と喜びの源であり、また、苦難を耐え忍ぶ時にたまる疲労から回復させる安眠の秘訣でした。
「わたしは安らかに伏し、また眠ります。主よ、わたしを安らかにおらせてくださるのは、ただあなただけです」
(詩篇4:8)
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新約時代のクリスチャンにとって、「義のいけにえ」はすでに捧げられています。
キリストの十字架です。
キリストが「義のいけにえ」となり、私の代わりに犠牲を払ってくださったのだと信じる時、つまり、イエス・キリストを自分の罪からの救い主だと信じた瞬間にあなたは霊的に新生し、永遠の命はそこから躍動し始めます。
永遠の命とは死んだ後にはじめて味わえるものではなく、今生きているこの時からすでに始まっており、肉体の死を乗り越えて永遠に続く命なのです。
この命の大波に乗せられて私は生きていくのだ、と神の約束に寄り頼みつつ生きていくことが、ダビデが味わった平安と喜びを得る秘訣です。
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永遠の命を得ている者として、平安と喜びに満ちた一日を過ごして参りましょう。
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