今日のみ言葉【No.2345】(2020年 8月31日)「キリスト教イロハ(93)『主の祈り(8)』」

御国がきますように。みこころが天に行われるとおり、地にも行われますように。
(マタイ6:10)

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しあわせは 歩いてこない
だから歩いて ゆくんだね

水前寺清子さんの代表曲「三百六十五歩のマーチ」の出だしの歌詞です。

日本が高度経済成長時代で自信に満ちあふれていた頃、人々を鼓舞する人生の応援歌としてヒットしました。

一日一歩 三日で三歩
三歩進んで 二歩さがる

どんな時代も、やはり人生は一歩ずつ進むのが基本です。

主の祈りの進み方も一歩ずつです。

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御名があがめられるようになると、御国が来ます。

御国とは神の国のことで、国には王がいます。

王の意志と支配が及ぶのが国ですから、神の国が来るとは、

「みこころが天に行われるとおり、地にも行われます」
(マタイ6:10)

となります。

完全な神の国が実現するのは天においてですが、私たちはこの地上で部分的に神の国が実現するように生きています。

地上において、物事は一つ一つ順を追って進ませる以外に方法は無いので、神の国建設という目標を立て、それに向かって一歩々々進むことが必要となります。

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神の御名があがめられるような目標を立て、御国をもたらすためには、具体的に以下の4つが重要なこととして挙げられます。

(1)目標を公表すること

「願わくは御名をあがめさせたまえ」と祈って与えられた目標なら隠す必要はありません。

むしろ、公にすることによって逃げたい思いが封ぜられ、前進する力が与えられます。

(2)目標実現の道は必ずあると信じる。

「どうなるかわからない」ではなく、「必ず達成できる道があるはずだ」という前向きな態度を崩さないことです。

(3)考えに考える。

目標実現の道があるはずなのですから、その具体的方法を考えに考えてみることです。

頭の中で大汗をかき、可能だと思える手段をしらみつぶしに検証します。

「あれもダメ、これもダメ…」「こりゃ無理だ!」と見えることなど当たり前です。

やがて時至り、

「これだ!」

というものに突き当たります。

最善の策とはそのようにして見出されるものなのです。

(4)予期せぬ助け手が現れると信じ続ける

自分の思った通り、願ったとおりにピタリと助けが来るとは限りませんが、あなたが祈っているのなら聖霊は必ず働いて下さいます。

思いがけない方向から援助や助けの手が与えられるのです。

こればかりを当てにしてはいけませんし、頑張っているからその努力に応じて助けてもらえるというわけでもありません。

しかし、あると信じる人だけが信仰のアンテナを張り巡らし、神の出す信号がどんなに微弱でも、それを敏感にキャッチすることができるのです。

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御名のための目標を立て、それに向かって一歩進める今日として参りましょう。

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