今日のみ言葉【No.3027】(2023年 3月 8日)「リベカの出産(1)」
イサクは妻が子を産まなかったので、妻のために主に祈り願った。主はその願いを聞かれ、妻リベカはみごもった。
(創世記25:21)
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「お兄ちゃん(お姉ちゃん)の次に生まれた2番目の子は要領が良い」
という話を聞いたことがありませんか?
兄や姉が親から叱られていたり、いろいろ言われているのを下の子は見聞きして、
「ああすると、ああなるんだ」
と学習します。
すると、自分の時はそうならないように、先手を打って叱られるのを回避するすべを自然に身につけるようなのです。
イサクは父アブラハムの成功も失敗も見聞きし、そこから学んで自分の人生の生き方を決めました。
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イサクという人は大変柔和な人だったようです。
自分が神への捧げものとなるという体験を通し、彼の魂は人生の早い時期に砕かれたのだと思われます。
また、一夫多妻制が認められていた当時ではありましたが、彼はリベカだけを妻として一生を過ごしました。
父アブラハムがそばめによって子を産んだ後の様々な家族間の争いを知る彼は、一人の妻とだけ生きる人生の選択をしたのでしょう。
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彼がリベカを大切にして生きたことが、出産のいきさつを通してわかります。
今日の聖句に、
「イサクは妻が子を産まなかったので」
とあります。
母サラと同じように、リベカも不妊の女だったのです。
アブラハムはサラの言うことを聞き入れてハガルをそばめとしてイシマエルという子を得ましたが、イサクはその選択はしませんでした。
彼は
「妻のために主に祈り願った」
のです。
そして、とうとう、
「主はその願いを聞かれ、妻リベカはみごもった」
という祈りの成就の時を迎えます。
彼はどのくらい祈り、待ち望んだのでしょう?
イサクは40歳の時リベカと結婚し、
「リベカが彼らを産んだ時、イサクは六十歳であった」
(創世記25:26)
とありますから、彼は20年間、神に信頼し、リベカを見捨てることなく、待ち続けたのです。
イサクは決して弱い人ではありません。
主なる神に従順であり、かつ、その神に信頼を置いて忍耐できる、心の強さを持った人だったのです。
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神に信頼を置く生き方を進めて参りましょう。
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