今日のみ言葉(2012年 2月24日)【No.247】
「よく聞いておくがよい。だれでも幼な子のように神の国を受けいれる者でなければ、そこにはいることは決してできない」。
(マルコ10:15)
——————
試供品やサンプルで様子を見て、納得してから商品を購入する時代です。
英会話スクールやフィットネスクラブでも無料のお試し期間があり、自分に合うかどうか体験してから入学手続きを取ります。
教会の礼拝に参加することは、神の国体験のためのお試し期間のようなものです。
では神の国に入るためにはどうすればよいのでしょうか?
-*-*-*-*-*-*-
神の国に入るには幼な子のようにならなければなりません。
ここでの「幼な子のように」とは、
「そのまま受け入れる」
ということです。
この聖句を理解するためのポイントは、
「入ってから受け入れるかどうか決める」
のではなく、
「受け入れるから入れる」
ということです。
-*-*-*-*-*-*-
ところが、まだよく分からないのにそのまま受け入れろ、と言われると、人間は恐れを抱きます。
「分かったから受け入れられるのではなく、受け入れるから分かるのだ」
という理屈は頭で理解できるのですが、
「信じた先に何かとんでもないことが待っていたらどうしよう…」
という恐れが人間にブレーキをかけるのです。
これは命を守るための正しい反応です。何も悪いことではありません。
ただこれでは止まっているだけでどこにも進みません。
神の国に入るために、アクセルを踏むことが必要です。
-*-*-*-*-*-*-
それは信頼です。
いきなり神への信頼へとポンと飛ぶ人は稀です。
多くの場合、先に信じた人々との生きた信頼関係ができ、そこから神への信頼が養われ、
ある時、
「理屈でないんだ。絶対の保証はないけど、ゆだねてみよう」
と、恐れを越えてポンと飛び込める瞬間が訪れるのです。
幼な子が親の胸に恐れを知らずに飛び込むように、私たちも神の愛の中に飛び込んでいける時が来るのです。
-*-*-*-*-*-*-
今日も私は神の国にいる、という確信を新たにして参りましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません