今日のみ言葉(2012年 2月23日)【No.246】
ペテロはイエスにむかって言った、「先生、わたしたちがここにいるのは、すばらしいことです。」
(マルコ9:5)
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海外旅行で教会を見学し、その礼拝堂に入ると、まるで美術館に来たかのような壮麗さに圧倒されます。
天に向かってそそり立つ建物の姿、ほの暗い礼拝堂内に輝くステンドグラス、堂々たる壁画、足もとのモザイク画、等々。
しかしそこは礼拝の場であって、生活の場ではありません。
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今日の聖句は、変貌山と言われる山でイエス・キリストが本来の栄光の姿を現した時のことです。
その衣は真白く輝き、あまりにも素晴らしい情景だったので、ペテロは、小屋を三つ建てましょう、と言いました。
イエス様、モーセ、エリヤの3人のためです。
ペテロは、この輝く栄光の時をずっと続けて味わっていたかったのです。
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しかし、キリストが栄光の姿に変貌したのは、ペテロ・ヤコブ・ヨハネの3人の弟子たちの信仰を強めるためでした。
変貌山の出来事は間もなく終わり、弟子たちは山を降りねばなりませんでした。
下界にあるのは、山上とは対照的に、病や悪霊や対立のある現実です。
イエス様は、この現実の中で神の声を聞いていきなさい。そこに信仰生活がある、と示されたのです。
見物席でキリスト教信仰の素晴らしさをただ見ている生活から、御言葉に聞き従い、神のみわざを現実に拝する生活へと飛び込んでいくのです。
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レーナ・マリアさんは、生まれつき両腕がなく、左足も右足の半分ぐらいしかないという重度の障碍者として生まれました。
日本では20年程前にニュースステーションという報道番組で初めて紹介され、それ以来、ゴスペルシンガーとして広く知られるようになりました。
ある記者が彼女に
「あなたは自分の体の障害のことを悲しいと思ったことはありませんか」
と尋ねたことがありました。
レーナさんはこう答えました。
「少し不便だと思ったことはあります。でも悲しんだり落ち込んだりしたことは一度もありません。神様は何か目的があって私をこのように造られたのだと思います。ですから、その目的が何であったのか、これからが楽しみです」
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神に導かれる一日として参りましょう。
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