今日のみ言葉【No.2315】(2020年 7月 8日)「望みをいだく」

山形県米沢市の笹野一刀彫「鶏」

わたしは主を待ち望みます、わが魂は待ち望みます。そのみ言葉によって、わたしは望みをいだきます。
(詩篇130:5)

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子供の頃、お年玉付き年賀はがきの当選発表を心待ちにしていたものです。

ざっと100枚もあれば、必ず2〜3枚はお年玉切手シートが当たることを知っていたからです。

それは必ずある当選番号を探す楽しい作業でした。

私たちが神にいだく望みとはそういうものです。

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詩篇第130篇の記者は、神に望みをかけていることを繰り返し語っています。

「わたしは主を待ち望みます、わが魂は待ち望みます。そのみ言葉によって、わたしは望みをいだきます」
(詩篇130:5)

それは、望みがかなうかどうかわからず、心配なので何度も神様に念を押しているのではありません。

次の6節に

「わが魂は夜回りが暁を待つにまさり、夜回りが暁を待つにまさって主を待ち望みます」
(詩篇130:6)

とあります。

夜の見張りには強盗や獣に襲われるかもしれない危険が伴います。

ですから、夜回りが夜明けを待ち望む気持ちは想像に難くありません。

しかし、彼らが夜明けに希望をいだけるのは、必ず朝が来るからです。

夜は終わりのないものではなく、必ず朝が来ます。

必ず暁の光が差すので、その確かさのゆえに夜回りは望みを切らさずに耐えることができ、また私たちは主を待ち望むことができるのです。

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皆さんが今お読みの「今日のみ言葉メール」をまとめた本を出版する時の話です。

計5回の校正を重ね、締切に次ぐ締切で追われまくっていました。

「大変だ〜」と弱音を吐いたところ、教会員の方で二人の方が私に同情する雰囲気ではなく、

「校正は何回もしなければなりませんものね。あれは大変ですよね。まあ頑張って下さい」

と平然と言ってこられました。

無意識に慰めを期待していた私は拍子抜けしましたが、話をお聞きすると、お二人とも本を出版した経験をお持ちの方々でした。

同じような大変な状況を通り、しかしそこは必ず通り抜けられるのだという体験をお持ちなので、その言葉と雰囲気は私の甘さを吹き飛ばしてくれました。

そして、それまでの重い心はリフレッシュされ、全く新たな気持ちで取り組むことができたのです。

必ずそうなるという実体を持った人の存在によって、私は希望をいだくことができました。

もしあなたが今試練を通過中なら、やがてそのトンネルを抜けた後、あなた自身が誰かに希望を持たせてあげられる存在となるのです。

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今日の試練を大切に味わい、主にあって望みをいだく者として成長させていただきましょう。

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< 本のご紹介 >

※御言葉メールの中から厳選したものを1年365日使えるディボーショナルブックとして本にしました。
題名『365日 生きていていい!』。価格は税込1500円です。
購入ご希望の方は米沢興譲教会テープ伝道委員会までお問い合わせください。

メール:tapeinfo@kojochurch.com
電 話:0238-23-6439
FAX:0238-23-6440

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