今日のみ言葉【No.2217】(2020年 3月 6日)「ぶどう園のたとえ(2)」

2020年3月6日

神は、むかしは、預言者たちにより、いろいろな時に、いろいろな方法で、先祖たちに語られたが、この終りの時には、御子によって、わたしたちに語られたのである。
(ヘブル1:1-2)

——————

新型コロナウイルスのPCR検査が今日から保険適用となります。

感染症の専門医の高山義浩先生が、これに関する解説とアドバイスをFacebook上で公開しておられます。

 

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=2735521836501306&id=100001305489071

 

これを信じて忠実に実行することにより、私たちの命はより安全な領域に入れられるわけです。

しかしそれに逆らったらどうなるでしょう?

イスラエルの歴史は、そのような神への反逆の連続であったとイエス様はたとえ話の中で語られています。

-*-*-*-*-*-*-

このぶどう園の譬え話は、イスラエル民族の信仰史を表しています。

話の中の要素をまとめるとこうなります。

・ある人…神
・ぶどう園…イスラエル
・農夫…宗教的指導者
・僕たち…旧約の預言者
・愛子…イエス・キリスト

すると次のような意味であることがわかります。

神は御自分の存在を人間に知らせるためにイスラエル民族を選びました。

ところが彼らはその使命を忘れ、神に反逆しました。

神はイスラエルを元の道に戻すため、預言者を起こし、警告と救いのメッセージを伝えさせました。

しかし彼らは預言者たちの言うことに耳を傾けず、かえって迫害したのです。

神はそれでもイスラエルと全人類を愛し、そのひとり子キリストを地上に遣わしました。

「神は、むかしは、預言者たちにより、いろいろな時に、いろいろな方法で、先祖たちに語られたが、この終りの時には、御子によって、わたしたちに語られたのである」
(ヘブル1:1-2)

とはこのことなのです。

さて、その後どうなったのでしょうか?

イスラエル民族はキリストの言うことに耳を貸さず、彼を追い出し、十字架につけて殺してしまったのです。

-*-*-*-*-*-*-

この譬え話は、直接的には祭司長、律法学者、長老たちに向けて語られたものですが、他人事ではありません。

我々も同様に悪い農夫になる可能性を秘めている存在だからです。

私たちは様々な問題に悩み、神を求め、その愛に触れ、喜びに満たされます。

しかし、その問題が解決してしまうと、教会に来る理由が無くなる人がいます。

生活が安定し、社会的地位が向上すると、聖書を開くことが絶え、礼拝や集会に足が遠のき、メッセージに耳をふさぐのです。

キリストはいとも簡単に私たちの心から締め出され、「殺される」のです。

今の自分がその状態にあると示されたら、クルリと神の方向に目を向け、

「神様、どうもそうらしいです。今一度スタートラインに戻ってやり直します。よろしく導いて下さい」

と祈り、即座に悔い改めることです。

その決断があなたの命を守るのです。

「きょう、み声を聞いたなら、神にそむいた時のように、あなたがたの心を、かたくなにしてはいけない」
(ヘブル3:15)

-*-*-*-*-*-*-

神の語りかけに耳を澄ませ、御心を示してくださるようにと祈る一日として参りましょう。

-*-*-*-*-*-*-
-*-*-*-*-*-*-

□ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ □
■メールマガジン「今日のみ言葉」
■発行責任者:山形ジョイフルチャーチ 丸山芳浩
■ご意見ご感想は、maruyama@mikotoba.orgまでどうぞ
■Webサイト  https://mikotoba.org

■御言葉メールの申込、停止は全て自動でなされます。下記メールアドレスに件名も本文も無い空メールを送信して下さい。
・御言葉メールをお申し込みになりたい方は
→ reg@mikotoba.org
(仮登録メールが送られますので、その中のリンクをクリックして本登録となります)
・御言葉メールを停止したい方は
→ del@mikotoba.org