今日のみ言葉(2011年5月9日)【No.50】

2012年1月27日

「何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈りと願いとをささげ、あたたがたの求めるところを神に申し上げるがよい。」
(ピリピ4:6)

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最初にクイズです。次の10の行為を健康に有害な順に並べるとしたら、1位は何で10位は何でしょうか?

1.原子力発電所の近くに居住する
2. 鎮痛剤を飲む
3. 大気汚染のかなり著しい場所に居住する
4. 飛行機に乗る
5. エスカレーターに乗る
6. タバコを吸う
7. 入浴する
8. 電車に乗る
9. スキーをする
10. コーヒーを飲む

今日はすぐ↓キーを押さないで、少し考えてみて下さい。そのために空白を余計に取っています(^^)。

1位はその通り、6.の喫煙です。10位はわかりにくかったでしょうが5.のエスカレーターです。実際行われたアンケート調査の答えでは、1位は3.の大気汚染で、10位は7.の入浴でした。実はこのリストは、人々の考えているリスクと実際のリスクの差を大きい順に並べたものです。つまり、非日常的でニュースになりやすい原発、薬害、公害、飛行機事故などの危機感の方が大きく感じられ、逆に日常的なリスクが過小評価されていることがわかります。

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私たちが持つ心配も同じような傾向にあるのではないでしょうか。本当に心配すべき事が放っておかれ、そんなに心配しなくてよいことがとても気にかかっていたり…。

「何事も思い煩ってはならない」という今日の御言葉は、一切心配しなくてよいというお気楽人生のすすめではなく、私たちの思い煩いを一度リセットし、ニュートラルの状態で見直していく生き方のすすめです。

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ニュートラルとは、どちらにも片寄らない中立の状態のことを言います。しかし、私たちは既に世の中の否定的情報にさらされ、初めから片寄っているのが現実です。「危ない」、と感じたから気になっているのです。その時点で既に中立ではありません。ですから、一度肯定的方向に力を加えなければなりません。それが、「感謝をもって祈りと願いとをささげ」るということです。

起きた出来事を過去に遡って起きないようにすることは出来ません。しかし、そこに感謝を見出すことは容易ではないかもしれませんが可能です。そこで初めて、今までとは違った内容で、「求めるところを神に申し上げる」ことができるのです。

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思い煩うことよりも、神にお任せして生きる一日として参りましょう。

初期,御言葉

Posted by maruyama