今日のみ言葉(2011年7月29日)【No.131】
「主が家を建てられるのでなければ、建てる者の勤労はむなしい。主が町を守られるので
なければ、守る者のさめているのはむなしい。
あなたがたが早く起き、おそく休み、辛苦のかてを食べることは、むなしいことである。
主はその愛する者に、眠っている時にも、なくてならぬものを与えられるからである。」
(詩篇127:1-2)
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クリスチャンの方が家を新築される時に、キリスト教式の定礎式をします。
特徴的なことは、敷地内に聖書を埋めることです。
決して動かされることなく、変わることのない、聖書という確かな土台の上に家を建てる、
という意味なのです。
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「主が家を建てられるのでなければ、建てる者の勤労はむなしい。」とは、神を抜きにし
た人の企ては空しく終わることを言っています。
「主が町を守られるのでなければ、守る者のさめているのはむなしい。」とは、神を抜き
した人間の努力は報われないと言うことです
建築や防衛という国家的なプロジェクトのみならず、私たちの個人的な購入やレジャーの
計画に至るまで、そのスタートに神の御心が据えられていなければ空しく終わるという警
告です。
ですから、何を始めるにせよ、神の御心を求め、神が願っておられることを第一にしてい
くことが、あなたの労苦を無駄に終わらせず、豊かな収穫を得ていく秘訣です。
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Aさんは家を建てる時、「この家にたくさんの人が来られ、神の愛にふれることができる
ように」と考え、それが第一となるように設計されました。
Bさんは車を購入する時に、「多くの人を教会にお運びすることができるように」と考え
て車種を絞りました。
Cさんは転職する時に、「人々に神の創造の素晴らしさを味わってもらいたい」と考え、
造園業に身を転じました。
いずれの方々も、そのように神の御心を第一としたのでその後は順風満帆の人生、家内安
全・商売繁盛の安楽人生を送ったかというとそうでもありません。
やはり様々なご苦労を通られました。
しかし、神を第一とした時、「何を目的としてこのことをするのか」という人生の理念が
形成されました。
ですから、いろいろな不具合があっても、第一としたメインの目的が達成されていれば、
そこに充実感があり、「やってよかった」という思いが残るのです。
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神の御心を第一とし、そこに土台を据えて今日の一日を始めて参りましょう。
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