今日のみ言葉(2011年7月30日)【No.132】
「願わくは主があなたを祝福し、あなたを守られるように。
願わくは主がみ顔をもってあなたを照し、あなたを恵まれるように。
願わくは主がみ顔をあなたに向け、あなたに平安を賜わるように」
(民数記6:24-26)
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今日の聖句は、礼拝の最後の祝祷でよく用いられる個所です。
主なる神があなたを祝福し守られるようにという祈りが、毎週全世界で捧げられているこ
とは何と素晴らしいことでしょうか。
「み顔をもってあなたを照し」とは、神の恵みに照らされる人々に喜びが与えられること
を言います。
恵みとは、祝福を受けることが当然ではない者に与えられる恵みのことです。
「み顔をあなたに向け」とは、怒りが過ぎ去っただけでなく、好意を示す神の御顔が向け
られることを表します。
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私たちはこの祈りで祈られ、祝福されることを祈られています。
誰かが私のために祝福を祈っている。
神が既に祝福の段取りをつけて今日一日を用意して下さる、と信じて歩むことがクリスチ
ャンの生き方です。
そのためには、どんなことが起きても、
「あら、良かったねー!」
とまず一言発声してみることです。
「それは良かった!」と言ってから、何が良かったのだろうかと良い理由を考えるのです。
神が用意して下さった祝福が必ず見つかります。
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Aさんは転んで頭を打ち、救急車で運ばれ、入院ということになりました。
ちょうど奥様は海外旅行中。私たちはすぐお見舞いに行きました。
ベッドの上のご主人は、顔をすりむいた傷がまだ生々しく、痛々しいお姿…。
私は思わず、
「これは大変だなあ…」
とつぶやいてしまいました。
しかし、かつて大きな病院で看護師として働いていた私の家内は、
「この程度で済んで良かった。本当に良かった。」
と力強くうなづきながら言うのです。
何がそんなに良かったのか、と聞くと、
「頭を打って運ばれて来る患者さんの中には、かくかくしかじか、こういう例がある。で
も、今回は命に別状はないことがはっきりしたし、奥様が急遽帰国せねばならないほどで
もないし、本当に良かった。」
と言うのです。
もちろん入院にまつわる様々な事はありますが、どんな事の中にもそこに秘められ備えら
れた祝福を見出す事ができます。
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あなたは祝福されるように祈られています。今日もその祝福と恵みは備えられています。
そのことを信じ、宝探しの一日として参りましょう。
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