今日のみ言葉【No.2100】(2019年 9月19日)「キリスト教イロハ(16)『イスラエル民族(4)』」

2019年9月19日

『受胎告知』(レオナルド・ダ・ヴィンチ)

見よ、おとめがみごもって男の子を産む。その名はインマヌエルととなえられる。
(イザヤ7:14)

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今回がイスラエル民族に関する最終回となります。

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イスラエルはその始まり(アブラハム)において神の祝福の約束をいただいていました。

しかし、自ら神に反抗し、その約束をふいにしてしまったのです。

彼らは祝福を失い、国を失い、バビロン捕囚の憂き目に遭いました。

しかし、人間が約束を果たさないからといって神も約束を果たさないということにはなりません。

相手が一方的に約束を破る不忠実で不信の輩(やから)であっても、神は忠実な御方であり続け、相手の不手際にもかかわらず、ご自分が約束されたことは必ず果たされます。

それがイザヤに代表される預言者たちが語った救い主到来の預言です。

「見よ、おとめがみごもって男の子を産む。その名はインマヌエルととなえられる」
(イザヤ7:14)

この預言はその500年後に成就されました。

マタイによる福音書には、御使いがヨセフの夢の中に現れてこう告げたと記されてあります。

「ダビデの子ヨセフよ、心配しないでマリヤを妻として迎えるがよい。その胎内に宿っているものは聖霊によるのである。彼女は男の子を産むであろう。その名をイエスと名づけなさい。彼は、おのれの民をそのもろもろの罪から救う者となるからである」
(マタイ1:20-21)

聖霊によるマリヤの処女懐胎によりイエス・キリストが誕生し、神はその約束を果たされたのです。

イスラエル民族はこのような歴史をたどり、神の御業を果たす存在として今も活動しているのです。

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神は必ず約束を果たされる。

そのことを心に留める今日として参りましょう。

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