今日のみ言葉【No.1964】(2019年 3月15日)「エパタ(開けよ!)(3)」
2019年3月15日
そこで、イエスは彼ひとりを群衆の中から連れ出し、その両耳に指をさし入れ、それから、つばきでその舌を潤し、
(マルコ7:33)
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昨年私は左目の網膜に裂孔という穴が3個所発見され、放っておくと網膜剥離を起こして目が見えなくなる可能性があるから手術が必要ですと診断されました。
眼科の網膜専門の先生への紹介状を書いてもらい、大学病院へはお見舞いではなく患者として行く初めての体験となりました。
もちろん医師や看護師の方々は親切でしたが、瞳孔が開く目薬のせいでボヤ~ンとしか見えない時の不安感や、検査のため目を開け続けていなければならない辛さ等、
「一体これからどうなるんだろう?」
という緊張とストレスの連続で初回は終えました。
幸い、外来で済むレーザー光手術を2回しただけで完治しましたが、治るためにはその場に居続ける忍耐と根性が必要なのだと新たな発見をしました。
イエス様の前に出された耳の聞こえない彼も、きっとそういう体験をしたはずだと私は思います。
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あれだけ周囲の人々の愛と励ましと支えがあった彼でしたが、それらが全く取り去られた空間に置かれました。
イエス様と1対1です。
おそらくペテロらの弟子たちが後ろに控えてじっと見ていたのでしょうが、耳の聞こえない人にとってそのことは感知できません。
見えるのは目の前の全く知らない人物だけ。
自分がここに居るのは、今まで自分を愛してくれた人たちが、「ぜひこの方と一緒にいなさい」と言っていることがわかっていたからです。
すると突然、その人が自分の耳の穴に指を入れてきました!
彼らの愛を信頼していたので、この人はイエス様の目の前に居続け、逃げることをしなかったのです。
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イエス様が「彼ひとりを群衆の中から連れ出し」たのは、人々の愛を断ち切るためでした。
なぜそんな残酷なことをするのでしょう?
人の愛に遥かにまさる神の愛を知らせるためには、一旦古い世界から別れねばならないからです。
それはつらい体験かもしれませんが、新しい神の愛の世界を味わった人だけが、人間の愛を正しく評価できるようになり、その限界をも受容し、神の愛で人を包むことが出来るようになるのです。
つまり、人々への依存から神への依存へと人生に深みが加わることであり、本当の自立へと向かうためのスタートラインに立たせるために、イエス様は彼を一人にさせたと言えましょう。
それは体の癒し以上のものです。
神の用意されている素晴らしい御計画の続きについては、また次回に譲ります。
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愛する人が取り上げられることは、神の愛との出会いの始まりであることを心に覚える今日として参りましょう。
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