今日のみ言葉【No.1965】(2019年 3月16日)「望みにあふれさせて下さる」

2019年3月16日

どうか、望みの神が、信仰から来るあらゆる喜びと平安とを、あなたがたに満たし、聖霊の力によって、あなたがたを、望みにあふれさせて下さるように。
(ローマ15:13)

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私は鬱病持ちなので、重ったるい気持ちを抱えながら、なんとか体を動かす方法をいくつか持っています。

例えば午前中に重荷に感じる仕事がある場合、朝、出勤途中の車の中で

「お昼は何を食べようかな」

と考えるのです。

つまり、午前中の仕事が終わっておいしい昼食にありついている未来の姿を現実のものとして受け入れるのです。

これを信仰と言います!(あくまで私流のものですが…)。

後は応用。

午後嫌なことがあるなら夕食のことを考え、夜嫌なことが待っているなら、寝る前に入るお風呂の入浴剤はどれを選ぶか、どんなにスッキリ暖まってベッドに入れるかと考えます。

これで大概のことは切り抜けられます。

望みを持って生きる時、重荷はずっとくっついていても、なんとかその日を走り切ることは出来るものです。

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パウロはその望みについて語っています。

「どうか、望みの神が、信仰から来るあらゆる喜びと平安とを、あなたがたに満たし、聖霊の力によって、あなたがたを、望みにあふれさせて下さるように」
(ローマ15:13)

ただし彼の望みは、何を食べようかという些細なことではありません。

当時の世界の中心地ローマの教会は大きく分けて2種類の人たちによって構成されていました。

旧約聖書の伝統に根ざした生活をしてきたユダヤ人クリスチャンと、そんなことは全く知らず、キリストの福音を素直に受け入れた異邦人クリスチャンたちです。

戦争を体験した節約志向の年配者と平成生まれの若者が一緒にいるようなものですから、生活のやり方が合わないところが出てきます。

何でも自由に食べていいでしょうと考える人と、偶像神への供え物だった肉は食べてはいけないと考える人との対立があったことが一つの例です。

パウロはローマ教会に集う様々な価値観を持った人々が、キリストにあって一致し、一つの神の民となるという明確なビジョンを描いているのです。

やがてそれはローマだけにとどまらず、全世界の人々がキリストの救いにあずかり、神の国の民として一致するというビジョンであり、何百年、何千年かけてようやく完成に至るかどうかというほど困難なものです。

しかし、重荷や困難はあっても、その理想に向かって進む望みがある時、教会は前に進んでいくのです。

今すぐかなわない望みだから失望に終わるのではなく、到底かないそうもない望みを抱くので、人はそれに支えられて困難を乗りきれるとは何というパラドックスでしょう!

今日の聖句はパウロの祈りだけでなく、神が私たちに持っている望みです。

神こそ、人間に対する望みを抱いているがゆえに、今日、喜んで我々の重荷を担い、生きて働いておられるのです。

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さて、最後に鬱病の人だけに効くクスリを紹介して話を閉じましょう。

これは最後の最後に服用すべきもので、常用はしないで下さい。

超劇薬扱いなので、1週間以上の連続使用はお控えください。

ただし、これは私だけに効いて、他の人には何の効果もないかもしれません。

前置きが長くなりましたが、そのクスリの正体は

「明日でこの世は終わる」

というフレーズを思いながら今日を生きるということです。

つまり、

「苦労に満ちた人生は今日で終わり、明日、私は死んでこの世の苦しみから解放される」

「今日は死なないのでまだ安全。だから今ホッと出来る」

「昨日までと同様に今日も苦難はある。でもそれも今日まで。今日一日耐えれば明日はもう無い。あるのは天国」

そう考えて、

「私の人生は明日で終わるんだなあ~」

と思いながら寝ると、不思議に楽になり、むしろ希望と力が湧いてくるのです。

で、結局、翌日起きると、その「苦しみから解放されて死ねるはずの日」が「今日」ではなく「明日」になるので、また一日延期されるという具合で、そのうち希望の持つ力の方がまさり、このクスリは要らなくなります。

望みはあなたを命の道に導くのです。

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どうか、望みの神が、聖霊の力によって、あなたがたを、望みにあふれさせて下さいますように…。

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