今日のみ言葉【No.1957】(2019年 3月 7日)「聖書の概観(3)」

2019年3月7日

あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである。
(ヨハネ5:39)

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お米は新潟県魚沼産のコシヒカリが最も有名です。

なにせ、2017年の天候不順の年を除けば、米の食味ランキングでずっと「特A」を持続しているのですから!

しかし、山形県産「つや姫」も負けていません。

一番の特徴は「冷えてもうまい」というところです。

コンビニおにぎりをレンジでチンしなくても美味しいのです。山形県人としては「(^^)v」ですね。

結局、お米は食べてみないとわからないのです。

聖書も同じです。

まずは読んでみないとその味はわかりません。

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旧約聖書と新約聖書を木に例えると、旧約が枝で新約が実です。

旧約は未完の新約を含み、新約は旧約の完成です。

ですから、旧約聖書には現実の人間のありのままの姿が書かれています。

決してその通りにやってはいけないだろうな、と明らかにわかる罪の姿も記載されています。

つまり、神の前での人間の罪の姿を提供しているのです。

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新約はその人間に救いの道を示します。

イスラエルのベツレヘムで生まれ、ナザレという小さな村で育ったイエスという人物がキリスト、すなわち救い主であることを証言しているのです。

旧約聖書の預言を知った上で新約聖書のイエス・キリストの言葉と行動を見ていくと、確かにこの方こそ預言された救い主であることがわかってきます。

こうやって、旧約と新約の両方を読むことによって、聖書から神の正しいメッセージを汲み取ることができるのです。

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自分の問題解決のために、何か良い言葉や知恵はないかと探しながら聖書を読む読み方でも、神は憐れみ深い御方ですから御心を示してくださるでしょう。

しかし、一番正しい聖書の読み方は、

「あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである」
(ヨハネ5:39)

と書いてあるように、聖書の中にキリストを尋ね求め、自分のことを中心にして読むのではなく、キリスト中心に読んでいくことです。

ちょうど地球の周りを星が回っていると考えると、どうしても動き方の説明のつかない「惑星」が出てきますが、地球中心でなく、太陽の周りを地球が回っているという真理に立つと、星の動きは非常に単純な方程式で表され、惑わしの謎は消えます。

そのようにキリストを中心にし、その周りを私が動かしていただいているのだ、という読み方をしてみる時、人生の惑いの多くは消えてしまうのです。

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聖書の中で神の御心を尋ね求めながら、生活の中にキリストを発見する今日として参りましょう。

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