今日のみ言葉【No.310】(2012年 5月19日)
人々は「あなたは気が狂っている」と言ったが、彼女は自分の言うことに間違いはないと、言い張った。そこで彼らは「それでは、ペテロの御使だろう」と言った。
(使徒12:15)
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初代教会は多くの迫害に会いました。
特に同族のユダヤ人たちから、伝統的な教えに反する異端の宗教として見られたのです。
ヨハネの兄弟ヤコブは剣で斬り殺され、ついにペテロも捕らえられました。
教会では、彼のために熱心な祈が神にささげられました。
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その祈りが神に聞かれ、ペテロは御使いに連れられ、不思議な方法で獄から出ることができました。
彼は自分が解放されたことを報告すべく、仲間のもとに大急ぎで帰ります。
「ペテロはこうとわかってから、マルコと呼ばれているヨハネの母マリヤの家に行った。その家には大ぜいの人が集まって祈っていた。」
(使徒12:12)
ところが、ペテロ解放の知らせが届いた時、それを祈っているはずの人々が
「あなたは気が狂っている」
と、取り次いだ女中の言葉を信じなかったのです。
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ここに私たちの心のチェックポイントがあります。
信じて祈っていたら、ペテロが門口に立っているという報告を聞いたら、神に感謝し、喜ぶはずなのです。
ペテロ救出を祈っていても、芯の芯までは信じていなかった彼らの弱さは私たちの弱さでもあります。
信じて祈るとは、既にそうなったと信じ、未来の現実に備えて行動を起こすことです。
難しいことではありません。
地震が来る、津波が襲う、停電になる、という前提で水を貯え、乾電池や懐中電灯を買っているのと同じ事です。
どこまで本気で信じているのか。神は私たちの祈りのその点を見ておられます。
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既にそれは成っている、と信じて一歩を進める一日として参りましょう。
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