今日のみ言葉【No.1947】(2019年 2月23日)「すでに与えられている」
ただ強く、また雄々しくあって、わたしのしもべモーセがあなたに命じた律法をことごとく守って行い、これを離れて右にも左にも曲ってはならない。それはすべてあなたが行くところで、勝利を得るためである。
(ヨシュア記1:7)
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私がこの世で一番嫌いな言葉は「しっかりしろ!」です。
相手は私を見て、しっかりしていないから「しっかりしろ!」と言うわけですが、伝わるメッセージは
「お前は揺れ動いていて全然しっかりしていないダメな人間だ」
ということのみです。
ですから、「しっかりしろ!」と言われるとますます自信を失い、もっとグラグラ揺れ動いてしっかりできなくなるという皮肉な結果になります。
さて、ヨシュアは「強く、また雄々しくあれ」と神から命じられましたが、ヨシュアの場合は強くないのでそう言われたのではないようです。
そこに神の隠された秘密があります。
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神の秘密は3節にあります。
口語訳聖書では
「あなたがたが、足の裏で踏む所はみな、わたしがモーセに約束したように、あなたがたに与えるであろう」
となっていますが、新改訳聖書では
「あなたがたが足の裏で踏む所はことごとく、わたしがモーセに約束したとおり、あなたがたに与えている」
と訳されています。
原典のヘブル語はここは完了形なので、新改訳聖書の「あなたがたに与えている」という訳の方が正確です。
つまり、強くなって頑張れば「与えるであろう」ではなく、すでに「あなたがたに与えている」のだから「強く、また雄々しくあれ」なのです。
私たちはこのことを知らないと、自分で自分の心を鍛えて強くせねばと思い、強気の性格になるよう訓練し、苦しくても負けない心を作り出そうとします。
それも価値あることですが、実は的が外れています。
神にあっての「強く、雄々しくあれ」というのは、神から与えられるものなのです。
もう既に約束の地が与えられている。
そのことを信じ、現実のまだ与えられていない土地に進んでいくのです。
その際、現実を見ると右や左にそれたくなります。
しかし、既に神は約束を果たして下さっているという神の言葉から目を離さないことが、右にも左にもそれない生き方なのです。
ここが今日のポイントです。
だからといって楽な歩みができるのではありません。
同じように苦難の道を歩むのですが、そこに主が共におられ、既に勝利が達成されているという支えによって、私たちは右にも左にもそれず、強く且つ雄々しく歩んでいく人生を送れるのです。
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神の約束に支えられた強さを味わう人生を今日も送って参りましょう。
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