今日のみ言葉【No.1725】(2018年 4月 9日)「 神の中で動く」

「われわれは神のうちに生き、動き、存在しているからである」
(使徒17:28)

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映画の原理はパラパラマンガです。

1枚々々の静止画をパラパラとめくると動いて見えるあれです。

今はデジタル映画館がほとんどですが、昔は映写機にフィルムをつけ、1秒間に24コマのスピードで回して上映し、人々は動画を楽しみました。

神の姿をとらえようとする人間の試みは、この映画フィルムの1コマを取り上げるようなものです。

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神は愛である。義である。厳しい裁きをなさる御方…。

確かにそれは神の一面を捉えていますが、それで神を全部理解できるわけではありません。

例えて言えば、映画『スター・ウォーズ』の写真を数枚見ただけで「ああ、そんなものか」と理解した気になっているようなものです。

しかし、実際に映画館で観た時のあの迫力は体験できません。

映画は動いているからです。

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神の「静止画」を手にしたら、今度はそれを動かすことで真の神の姿が見えてきます。

それは聖書の御言葉を信じてあなたが生きてみることです。

具体的には、聖書の中のイエス・キリストの言葉と行いに信頼し、そのように生活することです。

たとえば、

「あすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労は、その日一日だけで十分である」
(マタイ6:34)

なら、思い煩わない、と決心して今日一日を過ごすのです。

「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう」
(マタイ11:28)

なら、子供のような素直さで神のみもとに飛び込み、重荷を預けるのです。

そうすると、映写機にかけられたフィルムが回り、神様のことがわかってきます。

理性では証明できなかったことも、信じて生きてみることで、神がどのような御方なのかということがわかってきます。

やがて、観客だったあなたが、スクリーンの中で動いていることに気づくことでしょう。

「われわれは神のうちに生き、動き、存在しているからである」
(使徒17:28)

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聖書の御言葉を信じて自分の生活に適用すること。

それが神を自分の生活で体験するための第一歩となります。

その歩みを始める今日となりますように…。

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