今日のみ言葉【No.1051】(2015年 5月30日)
そこでイザヤはそのようにし、裸、はだしで歩いた。
(イザヤ20:2)
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昨年9月の全米オープンで準優勝を果たしたテニスの錦織圭選手。
マイケル・チャンコーチに「軽く洗脳されている」と言うほど、叱咤激励を浴びせかけられていたのだそうです。
実はその3ヶ月前の全仏オープンでも、マイケル・チャンコーチは自分の経験を彼に伝えようとしていたのです。
しかしその言葉はまだ彼の心に届いていませんでした。
チャンコーチは屈せず、同じことを語り続け、励まし続けました。
そしてついに錦織選手の心のスイッチが入った瞬間が来たのです。
マイケル・チャン氏が、必ずそうなると信じ続けることがなければ、その時は来なかったでしょう。
粘り強く継続することの大事さを思い知らされます。
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イザヤ書第20章は、3年間に渡るイザヤの行動預言の個所です。
行動預言とは、言葉を使わずその姿で神のメッセージを示すことです。
イザヤは
「裸、はだしで歩いた」
(イザヤ20:2)
とありますが、彼はこのスタイルが好きだからそうしたのではありません。
神に命じられて、お尻丸出しの姿を人前に晒すことになったのです。
イザヤは貴族です。
裸、はだしで歩かせられるのは当時の捕虜の姿です。
ですから、相当恥ずかしい思いをこらえながら歩いたのは間違いないでしょう。
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そこまでして神が預言者イザヤを通して知らせようとしたことは、
「あなたがたが頼ろうとしているエチオピア・エジプトの人々はこのような姿でアッスリヤに捕虜として連れて行かれる」
ということでした。
間違ったものに頼ってはいけない、神に信頼せよ、ということなのです。
イザヤの姿を通して与えられたこの視覚的メッセージは、人々の心に突き刺さったに違いありません。
実際の歴史を見ると、パレスチナ諸国がアッスリヤに攻めこまれた時、助けてくれるはずのエジプトは援軍を出しませんでした。
そしてエジプトはアッスリヤに負け、イザヤの体を張った預言が成就したのです。
神に信頼せよ。
これが聖書の言う一貫した真理です。
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あなたの目を通して継続的に入ってくる神のメッセージは何でしょうか?
今日も神に信頼して歩んで参りましょう。
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