今日のみ言葉【No.1050】(2015年 5月29日)
主はエジプトを撃たれる。主はこれを撃たれるが、またいやされる。それゆえ彼らは主に帰る。主は彼らの願いをいれて、彼らをいやされる。
(イザヤ19:22)
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私の父は40代を過ぎて糖尿病と診断されました。
医師から、いろいろな合併症、こういう症状、ああいう症状、散々恐ろしいことを聞かされました。
しかし最後に、
「食事を糖尿病患者向けのメニューに切り替えていきましょう。お薬とインスリンの注射で血糖値をコントロールすれば大丈夫ですよ」
と言われてホッとし、希望を持ちました。
それから先は、医師の指示通りの生活をしたおかげで、80歳まで普通に車を運転するほどの安定した生活を送ることができました。
滅びの宣告のその先にある希望を先取りし、実際にそれを生きた人生でした。
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イザヤ書第19章はエジプトの滅亡と将来の回心の預言です。
イザヤが預言者として活躍した当時、エジプトは勢いのある大国でした。
誰もその後の混乱、衰退、滅亡など思い描きもできない時に、イザヤはエジプトの将来を語ったのです。
しかし、神の裁きが下されるのは、悔い改めのためです。
イザヤは滅びの預言が成就するその先に、希望があることを預言しています。
「主はエジプトを撃たれる。主はこれを撃たれるが、またいやされる。それゆえ彼らは主に帰る。主は彼らの願いをいれて、彼らをいやされる。」
(イザヤ19:22)
エジプトがイスラエルと共に主なる神を礼拝する未来があるのです。
この預言がなされてから二千数百年が経ちました。
現段階ではまだ成就していませんが、過去の歴史において、神の言葉が必ず成就したことを見る時、この希望の未来が必ず訪れることは確かなのです。
この希望を先取りし、希望を土台として、現実に立ち向かっていく。
これが信仰生活の実際です。
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芸能界で幅広く活躍する関根勤さんの前の名前は「ラビット関根」でした。
師匠の萩本欽一さんが、若いうちはいいが年取ってからもラビットでは大変だろう、ということで、関根勤に芸名を変更させたと言います。
なるほど、娘さんの関根麻里さんが結婚して活躍している今の時代では、ラビット関根より関根勤の方がしっくりきます。
さすがに欽ちゃんは先見の明があります。
更に萩本さんはこうアドバイスしたそうです。
「関根、おまえの芸は100万円持ってたら全部出して見せびらかしている芸なんだ。そうじゃなく、5万円だけ見せて、“懐には95万円ありますよ”って芸をしろ」
関根さんは何を言われているか分からなかったそうですが、ガムシャラにやって逆に浮いている、ということはわかっていました。
それからは、あえて控えめにやり、徐々に自分の芸を出していくと、ウケ始め、自分のペースをつかみ出し、そして今の安定した実力と人気に結びついているのです。
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私たちも、今は5万円しか持っていないのかもしれません。
しかし、天の父なる神様の金庫には、いつでも出せる95万円があると信じて、現実の100万円の買い物に挑戦するのです。
希望を土台として、それを先取りする人生。
ここに信仰生活の醍醐味があります。
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神の希望と共に、今日の一日にチャレンジしてまいりましょう。
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