今日のみ言葉(2011年4月20日)【No.31】

2012年1月23日

「ダニエルは、その文章の署名されたことを知って家に帰り、二階のへやの、エルサレムに向かって窓の開かれた所で、以前からおこなっていたように、一日に三度ずつ、ひざをかがめて神の前に祈り、かつ感謝した。」
(ダニエル書6:10)

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ダニエルは、いつものように、いつもの場所で神に祈りを捧げました。

実はこれは大変危険な行為でした。なぜなら、その有能さの故に王様に用いられたダニエルは、他の高官たちから妬まれ、「王以外のものに願い事をなす者は獅子の穴に投げ込まれる」という禁令が発効されたばかりだったからです。

神に祈れば自分の命が危うい、というさなか、

ダニエルは、いつものように、いつもの場所で神に祈りを捧げました。

自分の命の源がどこにあり、命の真の支え手がどなたであるかを知っている人は幸いです。

医者が命を助けてくれるのではないでしょうか?いいえ、違います。

近代外科学の祖と讃えられているアンブロワーズ・パレ(Ambroise Pare)が、

「我包帯す、神、癒し賜う」

という言葉を残したように、どのお医者さんもおっしゃることは、

「医師が病気を治すのではなく、患者さんが持っている治ろうとする力(自然治癒力)が引き出されることによって癒される」

のです。

これは神が私たちに与えられている力です。

命の源につながっていれば、命の水が絶え間なく注がれます。

このつながりをなくさないことです。罪が入ればその流れは塞がれて止まります。すぐ悔い改めて自分の罪を神の前に告白しましょう。神はこころよく赦され、あなたと神との関係はまた元のようになります。

命の真の支え手である神につながるとは、ダニエルのように神への祈りを捧げ、毎日、自分と神との関係を新たに確認していくことです。

日々の祈りがあなたの力となっています。

「いつものように、いつもの場所で」

祈る一日としてまいりましょう。

初期,御言葉

Posted by maruyama