今日のみ言葉【No.835】(2014年 5月30日)
わたしの前にあなたの道をまっすぐにしてください。
(詩篇5:8)
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朝、子どもが目を覚ますよりも前にお母さんは起きて朝食の準備をします。
子どもが
「朝ごはん食べる!」
と元気よく言った時には、すでに食事の用意はできているのが当たり前です。
まさか、
「あら、これからご飯炊いて、おかず作るわ。」
というお母さんはいません。
そのように、神様も私たちの朝の祈りの時に、すでに祈りの応えを準備し、受け取るだけにしていて下さっています。
ですから、
「なんでも祈り求めることは、すでにかなえられたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになるであろう。」
(マルコ11:24)
と約束されてあるのです。
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しかし現実は理論通りに進まないものです。
詩篇第5篇の記者は、朝ごとに神に祈り、神もその祈りを聞いていてくださっているのに、サタンを根源とする悪しき者にその祈りの応えが妨害される現実を語っています。
神の恵みを受け取るためには、
「わたしの前にあなたの道をまっすぐにしてください。」
(詩篇5:8)
という求めが必要です。
神の朝食の美味しそうな匂いがし、目の前で見ることができるのに食べられない日々が続くと、
「神様は意地悪な方だ」
「どこに神はいるのだ」
と否定的方向に傾き、自滅してしまう弱さを人間は抱えています。
サタンの思うつぼです。
ですから、毎朝必ず、必死になって、
「わたしの前にあなたの道をまっすぐにしてください。」
(詩篇5:8)
と祈る必要があるのです。
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私が生まれ育った米沢は、上杉十五万石の城下町です。
江戸時代ですから戦(いくさ)を想定して町づくりが進められました。
攻めこんできた敵が迷うように、あちらこちらに行き止まりかと錯覚するように道が作られ、今でもその名残があります。
昔はこれが防御のために役に立ち、意味があったのですが、車社会になってからは何とも非効率的な道路構成となりました。
市内を抜け出していくのに、右折と左折を繰り返し、結構時間がかかるのです。
しかし市の都市計画に従い、何年、何十年とかかって新たな大きな道路が造られました。
こちらを進めば、あっと言う間に市外に出て、目的地に向かって快適に運転することができます。
神のまっすぐな道もこれと同じです。
ごちゃごちゃに入り組んだ人生の問題は、
「わたしの前にあなたの道をまっすぐにしてください。」
(詩篇5:8)
という祈りを地道に祈ることで必ず解決します。
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今日も用意されている神の朝食をおいしくいただくスタートを切ってまいりましょう。
そのために必要なことは、神のまっすぐな道を引いていただくことです。
祈りつつ、神の道を歩んで参りましょう。
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