今日のみ言葉【No.3778】(2025年11月17日)「生活の処方箋(274)『本気で生きる』」

イエスは彼に言われた、「たとい、わたしの来る時まで彼が生き残っていることを、わたしが望んだとしても、あなたにはなんの係わりがあるか。あなたは、わたしに従ってきなさい」。
(ヨハネ21:22)
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人生はまさに舞台です。
舞台では、主役が華に見え、主役になりたいと、つい思います。
しかし、通行人もおり、主役ではない悪役もいてこそ、舞台全体が生きるのです。
ですから、与えられた人生の役割が主役でなくても、自分らしさをしっかりと生き切ることです。
その時に、自分も、そして全体も生きていくのです。
福本清三さんは、時代劇の斬られ役の達人としてよく知られています。
ある時、あまりの見事さに、人からその秘密を尋ねられました。
そこで、福本さんは、斬られ役の心得として、
「斬られに行くのではなくて、真剣に斬りに行く。そうしないと主役が生きてこない」
と言われました。
私たち一人ひとりに与えられた役で、不十分なものは一つもありません。
みなそれぞれが、感謝をもって本気で生きること。
それが人生の確かさのようです。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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自分らしさを生き切るためには、神が自分に与えた固有の道を発見し、そこに集中することが最も近道です。
しかし、他人の恵まれた姿や、その歩む道の華やかさに目を奪われるのは、弟子のペテロも同じだったようです。
ペテロは自分の殉教の姿を予告された後、同じ弟子のヨハネを見て、
「主よ、この人はどうなのですか」
(ヨハネ21:21)
と思わず尋ねてしまいました。
イエス様の答えはこうでした。
「たとい、わたしの来る時まで彼が生き残っていることを、わたしが望んだとしても、あなたにはなんの係わりがあるか。あなたは、わたしに従ってきなさい」
(ヨハネ21:22)
イエス様はペテロに、
「他人のことに心を奪われず、あなた自身に与えられた召命に専念しなさい」
と諭されたのです。
つまり、自分の召命を他人と比較してはならないということです。
自分らしさを生き切るとは、他の誰かの人生ではなく、神が自分自身に与えた命令と目的に目を向けることです。
そこに確かな人生の道が続いていきます。
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神様が自分を生かして下さっている目的を明らかにし、今日一日を精一杯生きて参りましょう。
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