今日のみ言葉【No.915】(2014年10月16日)

いつくしみと、まこととは共に会い、義と平和とは互に口づけし、まことは地からはえ、義は天から見おろすでしょう。
(詩篇85:10-11)

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詩篇第85篇は、エルサレム再建の苦難の中で詠んだ歌です。

彼らを補囚としたあの強大なバビロニアは、その50年後に新興国ペルシャによって滅ぼされます。

まさに

「祇園精舎の鐘の声」

で始まる平家物語が語る如く、

「おごれる人も久しからず。ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。」

です。

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ところで、神はこの全くイスラエルの神を知らない

「ペルシャ王クロスの心を感動されたので、」
(エズラ記1:1)

クロス王は補囚となっていたイスラエルの民を解放し、故国に帰還させます。

彼らはこれを

「あなたはその民の不義をゆるし、彼らの罪をことごとくおおわれました。」
(詩篇85:2)

と、罪のゆるしと解釈しました。

過去がきれいに清算され、いざエルサレムの回復…、と向かって行った先に、現実の苦難が立ちふさがりました。

自然災害やサマリヤ人の妨害等々…。

罪赦され、神の御心を成そうとしているのだから、当然、順風満帆、スムーズな右肩上がりの成長が用意されている…、のではありませんでした。

約20年の間、彼らの活動は止まります。

過去はゆるされている。しかし現実には苦難がある。

ここから未来に向かって進むにはどうしたらいいのでしょう?

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未来に向かってグングン引っ張ってくれるエネルギー源が今日の聖句です。

「いつくしみと、まこととは共に会い、義と平和とは互に口づけし、まことは地からはえ、義は天から見おろすでしょう。」
(詩篇85:10-11)

すなわち、将来に向けて良きイメージを描くのです。

それは、

「主が良い物を与えられる」
(詩篇85:12)

という堅い信仰の上に建てられます。

現実に目を落とすと苦難しか見えませんが、目を高く上げ、最善をなして下さる神に信頼し、将来に夢と幻を描くのです。

そうすると、あなたが夢と幻を作るのでなく、夢と幻があなたを作り始めます。

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ある青年の助手席に乗せてもらった時のことです。

若い人にありがちなことですが、少々車の運転の仕方が荒っぽいように感じました。

一時停止のところでも見切り発車。細い道に入ってもスピードを緩めることがありません。

そこで私はこう言いました。

「近い将来、家族持ちになるのだから、家族を大切にする運転をしようよ。」

その時彼にはお付き合いしている女性はいませんでした。

しかし私は、将来この車には奥さんと子どもが乗っている…、と未来のイメージを描き、まだ来ぬ未来から今の現実に向かって語りかけたのです。

その瞬間、彼の内部で何かのスイッチが入ったのを感じました。

それ以来、彼の運転は変わりました。

まだ見ぬ家族を乗せている夢と幻を思い描きながら、事故に遭わないように安全に運転する仕方に変わったのです。

間もなく彼は運命の人とめぐり会い、車も家庭も安全運転を行なっていることは言うまでもありません。

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最善しかなさらない神に信頼し、今日も描けるだけの夢と幻を神に向かって捧げてまいりましょう。

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