今日のみ言葉【No.3700】(2025年 8月 5日)「大金持ちの役人の話(2)」

すると彼は言った、「それらのことはみな、小さい時から守っております」。
(ルカ18:21)

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東京ディズニーランドという「夢の国」に入るには、現在はオンラインでのチケット購入が主流となり、すっかりデジタル化しています。

ディズニーストアでのチケット販売は2024年8月で終了し、昔のような紙のチケットはまだあるにはありますが、入手経路はごく限られています。

いまや「夢の国」では、スマートフォンを「魔法の杖」として縦横無尽に使うのが当たり前となっています。

さて、「神の国」に入るには、どうしたらよいのでしょう?

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聖書は、神の国に入れる者と入れない者の対比を示しています。

まず、神の国に入れる者の代表としての幼な子がいました。

子供たちは無力であり、いつ死ぬかわからない存在でした。

しかし、素直に信じる信仰が彼らを救いに至らせます。

次に、神の国に入れない者の代表としての金持ちの役人です。

「役人」とは、少なくとも会堂司か、ヘロデ王の宮廷の役人、あるいはユダヤ最高議会サンヘドリンの議員であった可能性があります。

彼は高い身分と豊かな経済力を持つ有力者で、おそらく一言で物事を動かせる影響力を持っていたことでしょう。

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さて、政治家には汚れたイメージがつきまといますが、この大金持ちの役人はそれには当てはまりません。

彼は律法に通じた努力家です。

イエス様が、守るべきモーセの律法を示した時、彼は、

「それらのことはみな、小さい時から守っております」
(ルカ18:21)

と言っています。

これは誇張でも自慢でもなく、彼の真実な思いだったでしょう。

悪いことをした覚えがないので、当然、自分は神の国に入れるはずだと思っているが、いまいち確信が足りないと感じて、イエス様の下に来たのです。

しかし、自分の行いを「代償」にして神の国に入ろうとしても、それでは不十分なのです。

「自分は良い行いを積んでいるのだから、それで神の国入場のチケット代は当然まかなえる」

という「行いによる義」というチケットでは、神の国には入れないのです。

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神の国入場の確信を、恵みによっていただく一日として歩みましょう。

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