今日のみ言葉【No.3358】(2024年 5月18日)「生活の処方箋(134)『わたしはあなたの名を呼んだ』」

ヤコブよ、あなたを創造された主はこう言われる。イスラエルよ、あなたを造られた主はいまこう言われる、「恐れるな、わたしはあなたをあがなった。わたしはあなたの名を呼んだ、あなたはわたしのものだ。
(イザヤ43:1)

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人間にとって、一番の関心事は、自分自身のことです。

自分の名前が呼ばれる時、喜びを感じることが多いものです。

1733年、イギリスのジェームズ・オグルソープ将軍は、新大陸(アメリカ)の大西洋岸に植民地を建設しようと計画しました。

しかし、時の英国王ジョージ二世は、財政難を理由に、頑として許可しません。

そこで将軍は、国王にちなんだ名を植民地に付けることを国王に提案しました。

それを聞いた国王はいたく感動し、植民地建設の一切の必要を準備したのです。

これがアメリカ南部にあるジョージア州の名前の由来です。

同じように、人間関係のコツは、人の名前をしっかり覚えることです。そして、その名前をしっかり呼んで差し上げることも大切な知恵の一つです。

今週も心してまいりましょう。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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聖書で啓示されている神は、

「恐れるな、わたしはあなたをあがなった。わたしはあなたの名を呼んだ、あなたはわたしのものだ」
(イザヤ43:1)

と言われる神です。

この聖書箇所の背後には、霊的無知なイスラエルの民と、それをバビロン捕囚として裁く神の姿があります。

しかし、捕囚の悲劇は民を滅ぼすためではなく、悔い改めさせ、奮起させるためです。

イザヤ42章での裁きの神は、43章では一転して愛の神の姿を現し、

「恐れるな、わたしはあなたをあがなった」
(イザヤ43:1)

と呼びかけます。

そして、

「わたしはあなたの名を呼んだ、あなたはわたしのものだ」
(イザヤ43:1)

と、国としてだけでなく、個々人の名前を呼んで尊重する愛の神であることを示されました。

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あなたも神に名前が覚えられている存在です。

それは、自分の名前で呼ばれる大切な存在として神の目で見られているということです。

このことを覚え、神の愛を信じつつ、今日の一歩を積み重ねて参りましょう。

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