今日のみ言葉【No.369】(2012年 8月 4日)
わたしは神の熱情をもって、あなたがたを熱愛している。
(第2コリント11:2)
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今日の聖句は、コリントの人々を神の熱情をもって熱愛しているというパウロの並々ならぬ心を表しています。
しかし、コリントの人々はパウロに背いていたのです。
俗に「かわいさ余って憎さ百倍」という言葉がありますが、愛をもって受け入れ、育てた人が反逆し、迷惑を自分にかけると、憎しみを余計に感じるものです。
正義という大義名分に隠れて仕返しをしたくなったり、「もうどうなっても知らない」と関係を断ち切りたくなるのが生まれつきの人間の姿ではないでしょうか。
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しかしパウロは彼らを愛しました。
「神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。」
(ヨハネ3:16)
パウロ自身がこの神の愛によって愛され、赦しの体験を得ていたからです。
自分を攻撃する人を愛し、無関係の他人を隣人として見出し愛していくのは、この神の愛がなせる業です。
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神の愛は大きすぎて、深すぎて、人間には理解できないことがあって当然です。
私たちはまず自分を愛してくれる方の愛に応えていくところから始めましょう。
愛は目に見えませんが、お金や物という形で見えるものとして私たちの周りに置かれています。
写真の中に愛を見出す方もおられるでしょう。
記憶の中に愛を暖めておられる方もいらっしゃるでしょう。
パウロのような達人になれることを目標としながら、私たちは足下の一歩々々を踏み出していくのです。
神様はその私たちを愛して下さっています。
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愛に囲まれて一日を送られますように…。
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