今日のみ言葉【No.3617】(2025年 4月19日)「生活の処方箋(223)『味のある人間となるには』」
わたしの兄弟たちよ。あなたがたが、いろいろな試錬に会った場合、それをむしろ非常に喜ばしいことと思いなさい。
(ヤコブ1:2)
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「フランス料理は香りを大切にし、中華料理は滋養を旨とし、日本料理は見栄えに力を入れる」
と言います。
この世での一番の味は、人間の味です。
何よりも、噛みしめて味のある人間になりたいものです。
味があり、深みのあるパーソナリティーとは、どのようにしたら得られるのでしょうか。
毎日の生活の中で試練に立ち向かい、変化を恐れず、逃げず、ごまかさないことです。
むしろ、試練に挑戦し、それを克服してのみ得られるものです。
楽な方へと流されていく若者が、あまりにも多くなりました。
何もせず、ただ楽をしていては、味のある人間味は生まれません。
味気のない世界が生まれることほど寂しいことはありません。
しかし、この現実に気づいた人が、まず方向を変え、生活の現場で挑戦していくことです。
そのことに優る特効薬はないようです。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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人が試練に立ち向かう時、聖書はそれに対してどう言っているのでしょう。
ヤコブの手紙には、次のように記されています。
「わたしの兄弟たちよ。あなたがたが、いろいろな試錬に会った場合、それをむしろ非常に喜ばしいことと思いなさい」
(ヤコブ1:2)
このように、「それをむしろ非常に喜ばしいことと思いなさい」とまで語られているのには、確かな理由があります。
試練を経験する過程で、信仰は成長し、より深く神を信頼する力が養われていきます。
また、神は試練を通して、私たちの人格をキリストに似たものへと形づくってくださるのです。
さらに、続く3節では、
「あなたがたの知っているとおり、信仰がためされることによって、忍耐が生み出されるからである」
(ヤコブ1:3)
と、試練を通して忍耐が養われることが描かれています。
そして、出来上がった忍耐力によって、私たちは円熟し、完成された人格へと変えられていくのです。
「だから、なんら欠点のない、完全な、でき上がった人となるように、その忍耐力を十分に働かせるがよい」
(ヤコブ1:4)
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試練という“スパイス”は、あなたという人間に味わいの深さを加えてくれます。
変化を恐れず、試練に出会っても、なお、喜ぶことを選び取る。
そのような生き方を、共に歩んでまいりましょう。
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