今日のみ言葉【No.765】(2014年 2月18日)
これは一日やふつかの仕事ではありません。
(エズラ記10:13)
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先日、一度に降った大雪で、屋根に積もっていた雪が、なだれのようにドドドーッと全部落ちてしまいました。
こんな事は20年間いて初めてです。
カーポートは壊れるは、礼拝に来た人の車は半分埋まるはで、日曜日は大変でした。
道路側にはブルドーザーが除雪していった雪の山。そして駐車場の半分は屋根から落ちた雪の山で占拠されてしまいました。
スノーダンプで雪を他の場所に移動させるにも限度があります。
やはり最後はシャベル一丁でミシッと締まった雪を■(四角)に切り分け、壁に沿って積み上げていく地道な作業をコツコツとやる他ありません。
肉体労働で暑くなるので、防寒具も脱いでしまいます。
シャツも腕まくりして半袖姿で作業をしていますが、寒いどころか爽快感をさえ感じます。
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ただしこれは大人の男性がやることです。
生まれたばかりの赤ちゃんは、大切に大切に暖かいところで育てます。
最初は、大人の基準からすれば過保護かというような基準が適切なのです。
そのようにして守られ、だんだん成長していくと、やがて寒い中を半袖で動けるまでの体になっていきます。
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聖書のイスラエルの民も同じです。
モーセの律法で異民族との結婚が禁じられたのは、民がまだ幼子のように弱い段階だったからです。
やがてイスラエルが成長し、国家としても信仰の面でも確立すれば、むしろ自分たちの方から他民族の方に出て行って、救いを伝える使命を持っていました。
しかしその前段階では、極端とも言えるほどの純粋性を保ち、神との関係を強める必要がありました。
外国人との結婚が悪いのではなく、それによって別の価値観が入り込み、真の信仰が失われる可能性が高かったからです。
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今日のエズラ記最終章では、異邦人との結婚をした111人の者たちへの処分が記されています。
「これらの妻ならびにその子供たちを、ことごとく追い出すという契約を、われわれの神に立てましょう。」
(エズラ記10:3)
離婚して追い出してしまえ、という提案です。
これは彼らにとって苦渋の決断であり、また、最善の答えと考えられたのでしょう。
彼らを責めるわけには行きません。
しかし、私たちは新約聖書を通し、赦しの神を知っています。
聖書はパウロを通してこう語っています。
「ある兄弟に不信者の妻があり、そして共にいることを喜んでいる場合には、離婚してはいけない。また、ある婦人の夫が不信者であり、そして共にいることを喜んでいる場合には、離婚してはいけない。」
(第1コリント7:12-13)
自分の生活が侵害されないように、信仰を守るだけで精一杯…、というレベルから、相手が神に立ち返ることが出来るように、救いを伝える生き方をせよ、ということです。
この一段も二段も高いレベルへと、神は私たちを成長させようと、今日も恵みを注いでおられるのです。
同じ
「これは一日やふつかの仕事ではありません」
という出来事なら、神に向かって成長するようにエネルギーを使いたいものです。
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赤ちゃんレベルから、必ず、真冬に半袖レベルまで成長する可能性が与えられています。
神にゆだね、神の声に聞き従いつつ、今日の一日を歩んで参りましょう。
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