今日のみ言葉【No.2543】(2021年 5月24日)「キリスト教イロハ(155)『ユダヤ』」
イエスについてのこの話は、ユダヤ全土およびその附近のいたる所にひろまった。
(ルカ7:17)
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アインシュタインに代表されるユダヤ人のノーベル賞受賞者は極めて多いことが知られています。
ユダヤ人は地球の全人口の僅か0.2%しかいませんが、ノーベル賞受賞者の実に20%を占めています。
この秘密を探るべく、世には「ユダヤ的思考法」や「ユダヤ商法」なる本が多数出版されましたが、聖書を土台とした神信仰への理解がなければ真実はつかめません。
この特殊な民族を産んだユダヤとは何かを聖書から見ていきます。
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ユダヤは古代イスラエル民族の十二部族の一つであるユダ族に由来します。
ユダはレアとヤコブとの間に生まれた4人目の子で、ここからユダ族が生じました。
「すなわちレアの子らはヤコブの長子ルベンとシメオン、レビ、ユダ、イッサカル、ゼブルン」
(創世記35:23)
イスラエル最盛期の王ダビデはユダ族の出身であったので、イスラエル民族はユダヤ人と呼ばれるようになりました。
さて、ダビデの子のソロモン王の死後、王国は二つに分裂し、南にユダ族が残ってユダ王国となりました。
紀元前586年に彼らはバビロンに捕囚され、紀元前538年にペルシャ王クロスの勅令が出されてユダヤ人たちはバビロン捕囚から帰ってきます。
彼らが帰還した後にエルサレムを中心として再建した地域があります。
ここがユダヤと呼ばれるようになりました。
「王に次のことをお知らせいたします。すなわち、われわれがユダヤ州へ行き、かの大いなる神の宮へ行って見たところ、それは大きな石をもって建てられ、材木を組んで壁をつくり、その工事は勤勉に行われ、彼らの手によって大いにはかどっています」
(エズラ5:8)
これが外枠としてのユダヤです。
その中身がユダヤ人の本質となりますが、それは次回のユダヤ教の記事に譲ります。
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ユダヤを舞台とした、人間の行動と神の御手が織りなすドラマが描かれているのが聖書です。
皆様の聖書理解がさらに深まることを祈ります。
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