今日のみ言葉【No.3066】(2023年 4月26日)「平和の人イサク(3)」

ベエルシェバのアブラハムの井戸】ミルトス社「聖書の世界」より

その夜、主は彼に現れて言われた、「わたしはあなたの父アブラハムの神である。あなたは恐れてはならない。わたしはあなたと共におって、あなたを祝福し、わたしのしもべアブラハムのゆえにあなたの子孫を増すであろう」。
(創世記26:24)

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ゲラルの地を追い出されたイサクは、元のベエルシバに戻りました。

「彼はそこからベエルシバに上った」
(創世記26:23)

約束の地にとどまったイサクに対して、神はその約束を果たすと再び保証を示されました。

「その夜、主は彼に現れて言われた、『わたしはあなたの父アブラハムの神である。あなたは恐れてはならない。わたしはあなたと共におって、あなたを祝福し、わたしのしもべアブラハムのゆえにあなたの子孫を増すであろう』」
(創世記26:24)

イサクが神の祝福を受けるのは、彼が父アブラハムの正当な相続人だからです。

父親の物質的遺産と共に、霊的遺産をも受け継ぎます。

これを断ち切らず、つながり続けていくことが鍵なのです。

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神は必ず約束を果たされる御方ですから、アブラハムと結んだ契約をイサクにも適用されます。

その約束が正しく実行されるためには、イサクが守らなければならない条件があります。

それは、

「あなたは恐れてはならない」
(創世記26:24)

ということです。

これは無謀なことをしても構わないということではありません。

将来に対して暗い見通ししか見えず、耳に聞こえてくるのは否定的・破壊的情報で、今さら何をやっても無駄でしかないと思う状況に人間は襲われるものです。

全て塞がれているようで、手も足も出ない気持ちの中で、

「あなたは恐れてはならない」
(創世記26:24)

という御言葉を聞くのです。

それは、光の無いところに神が光をもたらすことを信じ、踏み出す先に光があると信じて、暗闇の中に一歩足を踏み入れることです。

神の御心の方向に進むのならば、今まで聞かされてきたこととは正反対の状況に出会うと信じて、信仰の一歩を進めることです。

恐れず、そのように進むなら、神は、

「わたしはあなたと共におって、あなたを祝福し、わたしのしもべアブラハムのゆえにあなたの子孫を増すであろう」
(創世記26:24)

として下さいます。

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ただし、

「よく決断した!あなたのその勇気と行動力に免じてやってあげよう」

ということではなく、あくまでも

「わたしのしもべアブラハムのゆえに」
(創世記26:24)

なのです。

私たちは必ずアブラハムとつながっていなければなりません。

それは、イエス・キリストを信じる信仰によってすでに結ばれています。

「もしキリストのものであるなら、あなたがたはアブラハムの子孫であり、約束による相続人なのである」
(ガラテヤ3:29)

アブラハムと結ばれた契約のゆえに、それとつながる私たちは神の御心を進めようとする時、恐れずに進み、神の祝福を正当に受け取って良いのです。

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イサクは主なる神が現れて下さったことに応答して、神を礼拝します。

「それで彼はその所に祭壇を築いて、主の名を呼び、そこに天幕を張った。またイサクのしもべたちはそこに一つの井戸を掘った」
(創世記26:25)

彼はそこで4つめの井戸を掘り当てます。

これは神がその祝福を具体的に表して下さったものと考えられます。

アブラハムとつながり、神の言葉にとどまり続ける時、神はその場において命の水を湧き出させて下さることで、約束の確かさ
を示して下さるのです。

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神の御言葉にとどまり、命の水を出す井戸を掘る今日として参りましょう。

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Posted by maruyama