今日のみ言葉【No.3611】(2025年 4月12日)「生活の処方箋(221)『心の向きをセットする』」

目はからだのあかりである。だから、あなたの目が澄んでおれば、全身も明るいだろう。
(マタイ6:22)

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「世界で一番速いものは何か」

と聞かれたら、昔の人は

「馬」

と答え、

産業革命当時であれば

「蒸気機関車」

と答えたでしょう。

今の小学生であれば

「光」

と答えるに違いありません。

しかし、今も昔も一番速いものは

「人間の心」

です。

人の心は、何億キロであろうと、瞬時に飛ぶことができるからです。

「体はあっても、心がそこにない」

と言いますが、いつも、確かなもの、確かな方向に、心の向きをセットしたいものです。

人生の豊かさは無尽蔵です。

しかし、心に描いたものだけを自分のものとすることができるのです。

否定的消極的なところに心がある時には、すぐ、確かなところに心を移し変えていきたいものです。

目は心のあかりであり、心のあり方が、その人の目の輝きにいつも現れます。

心して歩んでいきたいものです。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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何を見つめているかによって、あなたの心や体が輝きを放つかどうかが決まってきます。

「目はからだのあかりである。だから、あなたの目が澄んでおれば、全身も明るいだろう」
(マタイ6:22)

けれども、心が暗くなるような出来事ばかりを見ていると、当然ながら心も沈んでしまいます。

だからといって、現実を無視して楽しいことだけを見ていくのは、不自然な生き方です。

クリスチャンは、神の御言葉というレンズを通して現実を見ていくのです。

ペテロがそうでした。

神は夢の中で彼に語られました。

「神がきよめたものを、清くないなどと言ってはならない」
(使徒10:15)

旧約時代が終わり、律法の制約が解かれ、汚れているとされていた食物も食べて良くなったのです。

ペテロはこれを、神の救いが異邦人にも開かれていることだと悟りました。

ちょうどその時、彼のもとに、異邦人コルネリオの使いの者が到着したのです。

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神の存在というレンズを通して、問題としか思えない出来事を見ていくのです。

そうすると、

「神がきよめたものを、清くないなどと言ってはならない」
(使徒10:15)

という御言葉が、あなたの心の内に響いてくるでしょう。

「厄介だ、問題だ」

としか思えないその出来事の中に、神をお迎えし、神の介入を喜んで受け入れる時、あなたの心に映る風景が変わっていきます。

そして、やがて目に見える現実の景色も変えられていくのです。

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聖書の御言葉が示す方向に、目を向けて参りましょう。

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