今日のみ言葉【No.3155】(2023年 8月19日)「生活の処方箋(69)『あきらめない』」

2000年の日本シリーズを前にダイエー・王貞治監督(左)と握手する巨人・長嶋茂雄監督(00年10月撮影)Photo by スポニチ

望みをいだいて喜び、患難に耐え、常に祈りなさい。
(ローマ12:12)

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NHK特集で王貞治氏と長嶋茂雄氏、野球人生を送られたお二人のドキュメンタリーがありました。

お二人とも、巨人軍の栄光の歴史を作った方です。

引退後、お二人とも監督に就任します。

しかし、指揮した球団の成績は、無残にも、かつての栄光とはほど遠く、長嶋氏は、コンピューターをもじった『勘ピューター』と揶揄され、王監督には「頼むから辞めてくれ」と横断幕が掲げられました。

それぞれに監督を解任され、苦しみの時を経られました。

しかし、かつての栄光を捨て、もう一度基本からやり直し、やがてセ・パ両リーグの日本一を決する監督となられました。

その時には、二人とも、勝ち負けや野球という世界を越えた、人生の達人となっておられたからです。

人は誰でも、人生において一度は挫折を味わうものです。

しかし、与えられた自らの人生を活かし切ったお二人のように、決してあきらめないことです。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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あきらめないでいたら必ず勝利するのでしょうか?

そんなことはありません。

先の王・長嶋のON対決の日本シリーズでは、長嶋監督が勝ち、王監督は負けています。

しかし、聖書は、あきらめないで常に祈るべきだと教えています。

「望みをいだいて喜び、患難に耐え、常に祈りなさい」
(ローマ12:12)

「また、イエスは失望せずに常に祈るべきことを、人々に譬で教えられた」
(ルカ18:1)

神を信じる者の前提は、神は恵み深い御方であるということです。

恵みが先にあるので、その恵みの神に祈ることで望みが湧き、試練の時を耐えながら通り過ぎることができるのです。

また、失望せずに祈るのは、自分の望みに執着し続けるためではありません。

祈ればわかることですが、最初に祈ったとおりに事は進まない、ということが多いのです。

私たちは夜の闇の中で祈り始めるようなものです。

祈る中にあって、神の御心が夜明けの空のように明らかにされていきます。

そして、

「祈り願い求めたことと結果は違っているが、これが神の御心であり、恵み深いとはこのことだったのか!」

と感嘆する時が訪れるのです。

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あきらめずに、神は恵み深い御方であると信じて祈り続けましょう。

その中にあって、キリストに似た者へと自分が変えられ、すべて相働いて益となる世界を見るのです。

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