今日のみ言葉【No.3155】(2023年 8月19日)「生活の処方箋(69)『あきらめない』」
望みをいだいて喜び、患難に耐え、常に祈りなさい。
(ローマ12:12)
——————
NHK特集で王貞治氏と長嶋茂雄氏、野球人生を送られたお二人のドキュメンタリーがありました。
お二人とも、巨人軍の栄光の歴史を作った方です。
引退後、お二人とも監督に就任します。
しかし、指揮した球団の成績は、無残にも、かつての栄光とはほど遠く、長嶋氏は、コンピューターをもじった『勘ピューター』と揶揄され、王監督には「頼むから辞めてくれ」と横断幕が掲げられました。
それぞれに監督を解任され、苦しみの時を経られました。
しかし、かつての栄光を捨て、もう一度基本からやり直し、やがてセ・パ両リーグの日本一を決する監督となられました。
その時には、二人とも、勝ち負けや野球という世界を越えた、人生の達人となっておられたからです。
人は誰でも、人生において一度は挫折を味わうものです。
しかし、与えられた自らの人生を活かし切ったお二人のように、決してあきらめないことです。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
-*-*-*-*-*-*-
あきらめないでいたら必ず勝利するのでしょうか?
そんなことはありません。
先の王・長嶋のON対決の日本シリーズでは、長嶋監督が勝ち、王監督は負けています。
しかし、聖書は、あきらめないで常に祈るべきだと教えています。
「望みをいだいて喜び、患難に耐え、常に祈りなさい」
(ローマ12:12)
「また、イエスは失望せずに常に祈るべきことを、人々に譬で教えられた」
(ルカ18:1)
神を信じる者の前提は、神は恵み深い御方であるということです。
恵みが先にあるので、その恵みの神に祈ることで望みが湧き、試練の時を耐えながら通り過ぎることができるのです。
また、失望せずに祈るのは、自分の望みに執着し続けるためではありません。
祈ればわかることですが、最初に祈ったとおりに事は進まない、ということが多いのです。
私たちは夜の闇の中で祈り始めるようなものです。
祈る中にあって、神の御心が夜明けの空のように明らかにされていきます。
そして、
「祈り願い求めたことと結果は違っているが、これが神の御心であり、恵み深いとはこのことだったのか!」
と感嘆する時が訪れるのです。
-*-*-*-*-*-*-
あきらめずに、神は恵み深い御方であると信じて祈り続けましょう。
その中にあって、キリストに似た者へと自分が変えられ、すべて相働いて益となる世界を見るのです。
-*-*-*-*-*-*-
-*-*-*-*-*-*-
□ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ □
■メールマガジン「今日のみ言葉」
■発行責任者:山形ジョイフルチャーチ 丸山芳浩
■ご意見ご感想は、 maruyama@mikotoba.org までどうぞ
■Webサイト mikotoba.org
■Youtube 丸山芳浩師 メッセージチャンネル
www.youtube.com/@joymaru
■御言葉メールの申込、停止は全て自動でなされます。下記メールアドレスに件名も本文も無い空メールを送信して下さい。
☆御言葉メールをお申し込みになりたい方は
→ reg@mikotoba.org
(仮登録メールが送られますので、その中のリンクをクリックして本登録となります)
★御言葉メールを停止したい方は
→ del@mikotoba.org
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません