今日のみ言葉【No.3588】(2025年 3月15日)「生活の処方箋(213)『ミッション』」

それゆえに、あなたがたは行って、すべての国民を弟子として、父と子と聖霊との名によって、彼らにバプテスマを施し、あなたがたに命じておいたいっさいのことを守るように教えよ。見よ、わたしは世の終りまで、いつもあなたがたと共にいるのである」。
(マタイ28:19-20)

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「ミッション(mission)」という言葉をお聞きになると、何をお考えになるでしょうか。

会社でも、個人の人生でも、このミッションが、理念や目的、計画にまさる、すべての中心軸になります。

それでは、ミッションとは、一体、何でしょうか。

よく、会社の社長さんにお伺いすると、

「うちは、顧客第一主義です」

などとおっしゃいますが、これはミッションではありません。

ミッションとは具体的で、個性があり、創造性があるからです。

たとえば、故ケネディ大統領は、

「人類を月に送る」

と言いました。

これがミッションです。

非常に具体性があり、何よりも希望をかき立てます。

翻って、あなたの人生を会社にたとえるならば、あなたのミッションは何ですか。

絶えず考え、構築し、深め、あなたならではのミッションを、さらに豊かに確立していきたいものです。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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クリスチャンのミッションは、マタイによる福音書の最後に記された大宣教命令です。

「それゆえに、あなたがたは行って、すべての国民を弟子として、父と子と聖霊との名によって、彼らにバプテスマを施し、あなたがたに命じておいたいっさいのことを守るように教えよ。見よ、わたしは世の終りまで、いつもあなたがたと共にいるのである」
(マタイ28:19-20)

すべての国民をキリストの弟子とすること。

これがメインであり、その方法として、バプテスマ(洗礼)を施すことや、教えること、さらには「行くこと」が含まれます。

現代的に言えば、

「イエス・キリストのフォロワーを生み出すこと」

がクリスチャンのミッションです。

このミッションを自分の人生の柱、中心軸として行動する時、

「見よ、わたしは世の終りまで、いつもあなたがたと共にいるのである」
(マタイ28:20)

ということを実感します。

キリストが与えるミッション(使命)を遂行しようとする時、あなたは最も神を身近に感じることができるのです。

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「大宣教命令」という言葉には、「命令」という響きから軍隊を連想し、強制的に従わされるような窮屈さを感じる人もいるかもしれません。

まず知っておきたいのは、このミッション遂行は、あくまでも私たちの自由意志によるものであることです。

キリストは強制されません。

大宣教命令は、イエス・キリストの愛と恵みに感動し、その生き方に倣って従っていこうとするフォロワーに向けられた言葉なのです。

やる、やらないは、完全にあなたに任されています。

しかし、フォロワーとして生きるなら、イエス・キリストは世の終わりまであなたと共におられることがわかるのです。

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「使命」という漢字は、「命を使う」とも読めます。

あなたはご自分の命をどのようにお使いになりますか?

キリストから与えられたミッションを思い巡らし、それは自分にとってどういう意味があるのかを考える一日として参りましょう。

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