今日のみ言葉【No.716】(2013年12月 7日)
すべてこれらのささげ物はシロミテとその兄弟たちが管理した。
(歴代志上26:28)
——————
今はキャビンアテンダント(CA)と言うそうですが、昔は女性客室乗務員のことを「スチュワーデス」と言い、若い女性があこがれる職業でした。
スチュワーデスとは英語の「steward」の女性形で、元々は「執事、家令」を意味します。
「執事、家令(スチュワード)」とは、忠実に家の中全般を治める管理者なのです。
-*-*-*-*-*-*-
今日の聖句の「シロミテとその兄弟たち」はその管理者でした。
といっても並の管理者ではなく、
「すべて先見者サムエル、キシの子サウル、ネルの子アブネル、ゼルヤの子ヨアブなどがささげた物」
を管理する人たちでした。
これら聖書の有名人たちが捧げた物ですから、いずれも相当な物だったでしょう。
これを神の恵みの賜物として、「シロミテとその兄弟たち」がゆだねられたのです。
それは彼らが忠実であったゆえです。
-*-*-*-*-*-*-
私たちも「神の恵みの管理者」として生かされています。
管理者に求められることは「忠実さ」です。
預かったものを腐らせることなく、100%生かして用いることが忠実に生きるということです。
-*-*-*-*-*-*-
新約聖書では、
「御言を宣べ伝えなさい。時が良くても悪くても、それを励み、あくまでも寛容な心でよく教えて、責め、戒め、勧めなさい。」
(第2テモテ4:2)
とあります。
「時が良くても悪くても」というところが忠実さを問われるところでしょう。
もちろん強引に福音を説き聞かせるとか、場所をわきまえないで自説を述べる、ということではありません。
自分の立場を明確にする、ということです。
うまく語るとか、迫害に耐え抜いて…、という大げさなことはまずさておき、自分の生き方・考え方に、一本、筋を通しておくことです。
その基本ラインを守っていれば、「忠実さ」という結果が後からついてくるのです。
-*-*-*-*-*-*-
神が与えられている恵みに感謝し、それを生かして用いる一日として参りましょう。
-*-*-*-*-*-*-
●配信停止は下記に空メールを送信して下さい。
del@mikotoba.org
●お申し込みも同様です。
reg@mikotoba.org
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません