今日のみ言葉【No.716】(2013年12月 7日)

すべてこれらのささげ物はシロミテとその兄弟たちが管理した。
(歴代志上26:28)

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今はキャビンアテンダント(CA)と言うそうですが、昔は女性客室乗務員のことを「スチュワーデス」と言い、若い女性があこがれる職業でした。

スチュワーデスとは英語の「steward」の女性形で、元々は「執事、家令」を意味します。

「執事、家令(スチュワード)」とは、忠実に家の中全般を治める管理者なのです。

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今日の聖句の「シロミテとその兄弟たち」はその管理者でした。

といっても並の管理者ではなく、

「すべて先見者サムエル、キシの子サウル、ネルの子アブネル、ゼルヤの子ヨアブなどがささげた物」

を管理する人たちでした。

これら聖書の有名人たちが捧げた物ですから、いずれも相当な物だったでしょう。

これを神の恵みの賜物として、「シロミテとその兄弟たち」がゆだねられたのです。

それは彼らが忠実であったゆえです。

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私たちも「神の恵みの管理者」として生かされています。

管理者に求められることは「忠実さ」です。

預かったものを腐らせることなく、100%生かして用いることが忠実に生きるということです。

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新約聖書では、

「御言を宣べ伝えなさい。時が良くても悪くても、それを励み、あくまでも寛容な心でよく教えて、責め、戒め、勧めなさい。」
(第2テモテ4:2)

とあります。

「時が良くても悪くても」というところが忠実さを問われるところでしょう。

もちろん強引に福音を説き聞かせるとか、場所をわきまえないで自説を述べる、ということではありません。

自分の立場を明確にする、ということです。

うまく語るとか、迫害に耐え抜いて…、という大げさなことはまずさておき、自分の生き方・考え方に、一本、筋を通しておくことです。

その基本ラインを守っていれば、「忠実さ」という結果が後からついてくるのです。

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神が与えられている恵みに感謝し、それを生かして用いる一日として参りましょう。

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