今日のみ言葉【No.2918】(2022年10月 7日)「5千人の給食(4)」
「人々をおおよそ五十人ずつの組にして、すわらせなさい」
(ルカ9:14)
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あなたは傘を持っていない人だとします。
明日の雨の確率100%の天気予報なのに、今日は快晴です。
あなたは太陽が燦々と輝く下、傘を買いに行きますか?
行くでしょう。
現在見える青空でなく、明日の雨雲を心の中に見るからです。
人は見ているものによって動きます。
イエス様はこの世の現実ではなく、神の現実を見て動かれました。
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5千人を前にした弟子たちの言葉は
「わたしたちにはパン五つと魚二ひきしかありません、この大ぜいの人のために食物を買いに行くかしなければ」
(ルカ9:13)
現場からの正確な情報が寄せられた後のリーダーの反応はどうあるべきでしょうか?
「なるほど、そうか」
と受け止め、
群衆が食に困ることがないように、混乱を未然に防ぐための方策を考え、弟子たちにそれを実行するように指示するでしょう。
ところが、この世の現実の上に、神の現実があったのです。
イエス様はそちらの方をご覧になり、それを見て
「群衆が食に困ることがないように、混乱を未然に防ぐための方策」
を指示されました。
それが、
「人々をおおよそ五十人ずつの組にして、すわらせなさい」
(ルカ9:14)
でした。
極めて具体的、実践的指示です。
イエス様には、群衆の食の要求を満たすほどの天来のパンが、霊的現実として見えていたのです。
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20代で人生に絶望した女性がいました。
彼女の親戚に教会の役員の方がおられ、その人の誘いで教会に行ってみることにしました。
とは言っても、礼拝に行くのは週1回の気分転換という意味での外出であり、神を求めてということではありませんでした。
牧師が、
「礼拝中、一度も笑ったことがない」
と言うほど、その時の彼女は真っ暗な雰囲気をまとっていました。
しかし、背後には、その役員さんが見る霊的現実と祈りがあったのです。
1年半後、彼女は受洗し、絶望の表情しかなかったところに笑顔が見られるようになりました。
やがて結婚に導かれ、ご夫婦で教会生活を送る毎日となりました。
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40年後、役員さんは天に召され、教会で葬儀が営まれました。
弔事を読んだ方は、もちろんその女性です。
彼女は冒頭で、
「◯◯さん、私今楽しいです」
とおっしゃいました。
牧師が
「今、教会で、最も笑顔が美しい人」
と言うほどの方になっていたのです。
これが現実です。
そしてこの現実は、目の前の絶望の顔でなく、救われてニコニコしている笑顔という霊的現実を見て彼女に関わった役員さんの信仰によってこの世に導き出されたのです。
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あなたは何を見て生きておられますか?
神様が示す霊的現実に目を向け、具体的な行動を取る今日としてまいりましょう。
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