今日のみ言葉【No.717】(2013年12月 9日)

しかしダビデは二十歳以下の者は数えなかった。
(歴代志上27:23)

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日経トレンディが毎年発表している「今年のヒット商品」。

2013年の1位に輝いたのは、

「コンビニコーヒー」

です。

そう言えば最近、どのコンビニに行っても挽きたてのコーヒーをいれるマシンが備え付けてあります。

私はこの記事を読んでからコンビニ巡りを始めました。

それぞれの店で味に違いがありますが、缶コーヒーに遙かに勝る味が楽しめることは間違いありません。

報道によると、セブンイレブンの「セブンカフェ」は累計で2億杯。

レジで「ピッ!」と鳴った瞬間に本部のコンピューターにデータが入力されるのでしょうか?

それにしても2億杯とはよく数えたものです。

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ところで、今日の聖句ではその反対に、

「ダビデは二十歳以下の者は数えなかった。」

とあります。

その理由は

「主がかつてイスラエルを天の星のように多くすると言われたから」

です。

神はイサクを捧げようとしたアブラハムを止めた直後に

「わたしは大いにあなたを祝福し、大いにあなたの子孫をふやして、天の星のように、浜べの砂のようにする。」
(創世記22:17)

と約束されました。

ダビデはこのことを言っています。

つまり、現実がどのような状況であれ、神の約束の成就だけを見て生きる、という信仰の姿を現しています。

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それは現実を見ないで白昼夢の中に生きる、ということではありません。

現実無視や現実逃避がキリスト教ではありません。

未来の目標に向かい、そこに焦点を定め、まっしぐらに進んでいくのが聖書が述べる信仰です。

現実の状況をあれこれ見て、それをいちいち気にしていたら、気になって気になって、それらに足を引っ張られ、成るものも成らないでしょう。

100メートルを9秒台で走るランナーは、一緒に走るライバルたちを横目で見ながら走るでしょうか?

いいえ、彼らが見るのはゴールだけです。

私たちも合わすべき焦点をしっかり定め、走り抜いて参りましょう。

「こういうわけで、わたしたちは、このような多くの証人に雲のように囲まれているのであるから、いっさいの重荷と、からみつく罪とをかなぐり捨てて、わたしたちの参加すべき競走を、耐え忍んで走りぬこうではないか。」
(ヘブル12:1)

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