今日のみ言葉【No.695】(2013年11月13日)

これは彼らが戦いにあたって神に呼ばわり、神に寄り頼んだので神はその願いを聞かれたからである。
(歴代志上5:20)

——————

日本の戦国史上有名な戦いに桶狭間の合戦があります。

2万5千人の大軍を誇る今川義元に対し、その約10分の1の兵力の織田信長が勝利した戦いです。

よく、

「今川義元が新参者の織田信長を見くびり、油断していたから奇襲を食らって負けたのだ」

という説を聞きますが、真相はそれとは異なるようです。

実際は、地形、時間、情報伝達、勘違いと思われるような誤認等の要素が重なり、今川義元が討たれ、大将を失った今川勢が戦意喪失して敗走したようです。

勝負事において、数が絶対なのではなく、前評判の高さは時に当てにはならないのです。

-*-*-*-*-*-*-

歴代志上5章で戦いの前に神に祈ったのは

「ルベンびとと、ガドびとと、マナセの半部族」

の人々で、いずれも強者で勇士でした。

その彼らが神に祈ったのは、謙遜のゆえです。

自分の力を知り、しかしそれを過信することなく、いつも新たな気持ちで事に臨む。

その謙遜さが彼らに勝利をもたらしました。

-*-*-*-*-*-*-

私たちも日常生活の中で戦いがあります。

勝つ見込みがない戦いでも、勝って当然のたやすい戦いでも、謙遜に神に祈ることが勝利をいただく基本です。

「われわれは神のうちに生き、動き、存在しているからである。」
(使徒17:28)

「みな互に謙遜を身につけなさい。神は高ぶる者をしりぞけ、へりくだる者に恵みを賜うからである。」
(第1ペテロ5:5)

-*-*-*-*-*-*-

神により頼む実践の一日として参りましょう。

-*-*-*-*-*-*-

-*-*-*-*-*-*-

●配信停止は下記に空メールを送信して下さい。
del@mikotoba.org

●お申し込みも同様です。
reg@mikotoba.org