今日のみ言葉【No.3393】(2024年 6月28日)「偽善の結果の預言(3)」

また言われた、「神の国を何にたとえようか。パン種のようなものである。女がそれを取って三斗の粉の中に混ぜると、全体がふくらんでくる」。
(ルカ13:18-19)

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日本酒、ワイン、醤油、味噌。

これらに共通しているのは、酵母による発酵を利用した食品であるということです。

パン作りでは、聖書で「パン種」と記されてある酵母が大活躍します。

酵母は生き物ですから、パン生地の中の糖類を食べてアルコールと炭酸ガスに分解します。

炭酸ガスは無数の気泡となって広がります。

その結果、平べったい生地がふっくらとしたパンとなるわけです。

私たちにとってはありがたいばかりなのですが、聖書の中で「パン種」が出ている箇所は、悪い例で使われていることの方が多いのです。

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イエス様が

「神の国を何にたとえようか。パン種のようなものである」
(ルカ13:18)

と言われたと聞くと、

「イースト菌を入れるとパンが膨らんでおいしくなるように、教会が成長して実り豊かになる」

と私たちは考えます。

確かに教会は大きく成長しますが、「パン種」という言葉は以下の箇所で使われています。

「ゆえに、わたしたちは、古いパン種や、また悪意と邪悪とのパン種を用いずに、パン種のはいっていない純粋で真実なパンをもって、祭をしようではないか」
(第1コリント5:8)

「そのとき彼らは、イエスが警戒せよと言われたのは、パン種のことではなく、パリサイ人とサドカイ人との教のことであると悟った」
(マタイ16:12)

誤った教えが全体に広がってしまう危険性を述べた箇所です。

つまり、パン種とは偽りの教理のことです。

これがパン種のように少量でありながら、キリスト教世界全体にまで広まって行くという未来をイエス様は預言されたのです。

ですから、私たちは常に聖書に立ち返り、

「パン種のはいっていない純粋で真実なパン」
(第1コリント5:8)

を求めなければならないのです。

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私たちは信仰と恵みによって救われ、互いに愛し合う生活をすることを求められています。

この基本に立ち返り、毎日の信仰生活を続けて参りましょう。

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