今日のみ言葉【No.3392】(2024年 6月27日)「ヨセフは兄たちを試す(3)」
あなたがたをこうしてためしてみよう。パロのいのちにかけて誓います。末の弟がここにこなければ、あなたがたはここを出ることはできません。
(創世記42:15)
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アッと思った時にはスマートフォンが床に落ちていた、という経験は誰でも一度くらいはあるでしょう。
あわてて拾って動くかどうか確かめ、ホッと一安心。
ほとんどの場合、落ちても動作に問題がないのは、数々の衝撃試験をクリアした製品だからです。
耐久試験をくぐらされて初めて、その製品の本当の性能がわかります。
そのようにして、ヨセフの兄弟たちはヨセフから試されました。
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ヨセフが3度「回し者」(スパイ)だと言いがかりをつけたのは、兄弟たちを試すためでした。
「あなたがたをこうしてためしてみよう」
(創世記42:15)
兄弟たちは試験されることによって、その本当の気持ちが表れます。
彼らがヨセフを売ったことを悔いる心があるかどうか。
ヨセフは兄弟たちの悔い改めの心を知るために、彼らを試したのです。
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もう一つは、ヨセフが見た夢です。
彼はその夢が半ば成就したのを見ました。
あとは夢の完成に向かって進むだけです。
そのためには、この場にいない弟のベニヤミンの安否を確かめなければなりません。
そこで、
「末の弟がここにこなければ、あなたがたはここを出ることはできません」
(創世記42:15)
と言い、
「ヨセフは彼らをみな一緒に三日の間、監禁所に入れた」
(創世記42:17)
としてしまいました。
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兄弟たちにとっては、何が何だかわからないうちに事が進み、牢獄に閉じ込められたと感じたことでしょう。
しかし、この3日間で、彼らの心にあることが思い浮かびました。
それは、
「我々はなぜこのような苦しい目に遭うのだろうか。そうだ、ヨセフに対して犯した罪の報いを今受けいているのだ」
という罪責感です。
罪責感は人を苦しめますが、それは悔い改めへと人を導く案内役ともなり得ます。
彼らは無事正しい道へと進むのでしょうか?
以下、次回に続きます。
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神に試されている時は、試されるままの時を過ごしましょう。
神の宿題をクリアする時は必ずやって来ます。
めげずにチャレンジし、あなたなりの解答を出す今日として参りましょう。
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