今日のみ言葉【No.3243】(2023年12月 9日)「生活の処方箋(97)『幸せってあたたかい』」
見よ、今は恵みの時、見よ、今は救の日である。
(第2コリント6:2)
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世界には、十分なお金があり、健康で、たくさんの友人に囲まれているのに、
「幸せではない」
と感じている人がおられます。
私の友人が、先日、電気もない、水道もない未開の国の山奥で過ごした話を伺いました。
電気がありませんからテレビもありません。
水も汲み水で、決して、衛生的にきれいな水とは言えません。
家屋も、雨風がしのげればそれで十分という家です。
しかし、その国の子供たちは目をキラキラさせ、幸せいっぱい。
ある女の子がお母さんに、
「幸せって何」
と聞きました。
すると、お母さんはその子をギュッと抱きしめました。
夜になり、お母さんの布団の中で本を読んでもらい、
「おやすみ」
と冷たい自分の布団に潜り込み、その子が言いました。
「お母さん、幸せってあたたかいことなんだね」
と。
幸せとは、置かれている状況の中で、今ある恵みを味わうことに他なりません。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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聖書の言葉は、
「見よ、今は恵みの時、見よ、今は救の日である」
(第2コリント6:2)
です。
今は神様の出すセール期間のようなもので、イエス・キリストを救い主と信じるだけで救われ、永遠の命が与えられます。
しかもこれは無料、タダです。
人間側で何の努力も支払いも犠牲も必要ありません。
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この恵みがわかるためには、先の母子の話のように、いったん冷たい布団の中に入らねばなりません。
すると、今まで感覚としては何もありませんでしたが、そこにお母さんの温もりがあったことに気づきます。
それが、
「お母さん、幸せってあたたかいことなんだね」
という幸せの実感となって現れ、女の子は今まで恵みの時間を味わっていたことを知るのです。
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あなたが今、不遇の時を過ごしているなら、あるいは、にっちもさっちもいかないどん詰まりの状況にいるなら、それは恵みに気づくための冷たい布団の中にいるということではないでしょうか。
とすれば、
「不幸だ」
と感じている今さえ、恵みの要素は探せばいくらでもあるということです。
ここが今日の勘所です。
「今は恵みの時」という言葉は、単なる気休めではなく、視点の転換であり、あなたの人生を今、根底から変える言葉なのです。
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「幸せってあたたかい」
このことに気づく今日でありますように…。
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