今日のみ言葉【No.607】(2013年 7月13日)
主が常にあなたとわたしとの間におられます。
(サムエル記上20:23)
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なぜ人が恋愛に陥るかという一つの答えに
「ないものねだり」
があります。
自分に無いものを相手が持っていると、とても新鮮に見え、素晴らしいと強烈に感じるのです。
たとえば、白黒はっきりつけたい男性は、それとは正反対の寛容さを持った女性に引きつけられます。
逆にその女性側からは、自分には無い厳格さを持ったその男性に魅力を感じます。
お互い「ないものねだり」で、異なっているからこそ惹かれあうのです。
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ところが、24時間一緒にいるようになると、今度は
「相手も自分と同じになって欲しい」
と思うようになります。
厳格な男性は女性に
「物事を曖昧にせず、きちんとやってくれ」
と要求し出します。
片や女性は
「どうしてそんなにこだわるの?信じられなーい!もっとやさしくしたら?」
と男性を責め始めます。
そして双方共、
「何でそう考えるの?」
「こういうふうにできないの?」
と、相手を自分に従わせようと必死の努力をします。
お互いに自分こそ正しいと信じ込み、そのやり方をすれば幸せになれると思っているので、なかなかやめません。
そうなると人間関係の破綻は時間の問題です。
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ダビデとヨナタンの美しい友情関係が保たれたのは、
「主が常にあなたとわたしとの間におられます。」
という今日の聖句でわかるとおり、二人の間に神を置いたからです。
この関係では、
(1)正しいのは自分ではなくて神
(2)相手は神が創造されたすばらしい人
(3)相手に要求せず、神に祈り求める
ことが基本であり特徴です。
主なる神を間に置く人間関係は、長く保たれ、発展していくのです。
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「主が常に○○さんとわたしとの間におられます。」と宣言する一日として参りましょう。
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